ダイエー、レジに並ばず買物できる「どこでもレジ レジゴー」を導入へ

同社は、最新のデジタル施策の積極的な活用を通じて、新たな販促施策や買い物体験の提供、AIを活用した働き方の見直しにより、顧客満足度の向上と生産性の改善につとめている。

コロナ禍において、できるだけ非対面・非接触で買い物を済ませたい、レジで並ぶ手間や時間を省きたいというニーズが高まっていることを受けて、同社ではネットスーパーの拡充やセミセルフ/キャッシュレスフルセルフレジの導入などを進めており、今回新たに「レジゴー」を導入するとのことだ。

「レジゴー」は、貸出用の専用スマートフォン、または利用者のスマートフォンで自ら商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計するイオンの新しい買物スタイル。自身でスキャンすることで利用者のペースで買物ができるほか、スマホ画面で購入商品の確認ができるため、 買い忘れ防止にもつながるという。スキャン終了後も専用レジの2次元バーコードを読み取り、買物デー タを連携、支払い方法を選択するだけで簡単に会計ができるため、“レジに並ばない”“レジ待ち時間なし”を可能としているとのことだ。

・名称 「どこでもレジ レジゴー」
・導入店舗と導入開始日
ダイエー東大島店 東京都江東区大島７-３８-３０：８月２４日（火）
ダイエー南砂町スナモ店 東京都江東区新砂３-４-３１：８月２６日（木）
・レジゴーの流れ
(1)店頭に設置してある「貸出用の専用スマートフォン」使用時の流れ

①店舗入口付近にて専用スマホを手に取る。カートを利用する場合は、スマホホルダーにセットする。

②画面上のスタートを押して買物へ

③専用スマホのカメラで購入する商品のバーコードをスキャン。野菜や果物などバーコードが付いていない商品は、画面上のタッチパネルでも商品を選択できる。

④スキャンすると、画面上に商品が追加される。購入商品は一覧として確認ができるため、買い忘れ防止にもつながる。複数点買う場合は、画面上のプルダウンで個数を選択し、キャンセルは「×」を押すだけ。

⑤会計は、専用スマホ内の「お支払い」を押した後に、専用レジの２次元バーコードを読み取るだけで、買物データの送信が可能に。

⑥現金、電子マネー「ＷＡＯＮ」、クレジット決済を選択できる。

(2)「レジゴー」アプリの操作時の流れ