AIを活用した英語論文執筆支援システム「Langsmith Editor」、初の人文系分野の「心理学分野」へ対応

Langsmith株式会社は、2021年4月より英語論文執筆支援システム「Langsmith Editor」が初の人文系の分野である「心理学分野」へ対応したと発表した。

分野によって好まれる文体や専門用語などが異なることを踏まえ、Langsmithはこれまで医学・化学・生物学・機械学習・画像処理・自然言語処理といった特定分野へ特化したエンジンを提供してきた。今回、心理学分野へ特化したエンジンを公開したが、言語学・神経科学といった隣接分野の論文も学習に用いているため、そのような分野の論文執筆でも役立つと考えているという。

心理学エンジンは、Langsmith Premiumプランに登録することで利用可能だ。Freeプラン登録時の無料トライアル期間(7日間)においても、医学・化学・生物学・機械学習・画像処理・自然言語処理各分野と合わせて、心理学分野エンジンが利用可能になった。

英語論文執筆支援エンジンの対応分野は、今後さらに追加していく予定とのことだ。

■Langsmith Editorの概要

論文執筆は研究者にとって重要な活動だ。特に世界に向けて研究を発信する際には、技術やアイデア、発見をわかりやすく、正確に英語で伝える必要がある。この点で、英語を母語としない研究者や学生はハンディキャップを負っている。執筆支援システムの上で英語の文章を書くと、論文に適した言い回しの提案などを受けることができるとのことだ。

心理学エンジン出力の例
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

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