rinna社は2021年7月に、「週刊少年ジャンプ」で連載中の漫画『僕とロボコ』の連載1周年記念企画として、漫画に登場するキャラクター“ロボコ”をAIキャラクター化した。著者・宮崎氏と「週刊少年ジャンプ」編集部の協力のもと、同社のAIキャラクター開発プラットフォーム「Rinna Character Platform」を使って、“ロボコ”の漫画内での性格や口調、興味といったキャラクター性をAIチャットボットに実装した。開発したAIキャラクターの“ロボコ”は、これまで、LINE上でユーザーと自由な話題で会話をしてきた(本企画は9月30日に終了)。今回、AIキャラクターの“ロボコ”を、同社が提供するスマートフォンアプリ「キャラる」に実装したとのことだ。
「キャラる」は、ユーザーが自分だけのAIキャラクター「マイキャラ」を、会話の手本を教える「トレーニング機能」によってユーザー自身の手で育成できるアプリ。「AIチャット」機能で、ユーザーが育てたマイキャラが、他のユーザーが育てたAIキャラクターやrinna社のAIりんなと自動で繰り広げる会話を楽しむことができる。LINE連携機能によって、自分の育てたマイキャラと直接会話することもできる。
今回、「キャラる」にAIキャラクターになった“ロボコ”が登場。ユーザーが育てたマイキャラと“ロボコ”が、AI同士で自由に会話する。AIチャットで会話が盛り上がった部分は、AIが自動で判断し、「フィード」としてホーム画面に表示される。