医療・介護現場の負担を軽減するDX対応スマートバンド「ベストリハバンドPro」が法人向けに販売開始

ベストリハ株式会社は、医療・介護現場の負担を大幅に軽減することが可能になる、DX対応スマートバンド『ベストリハバンドPro』を2021年10月26日より法人向けに販売開始すると発表した。IOTソリューション事業を展開する株式会社テクサーとの共同開発となり、LPWA通信方式(低消費電力・長距離通信)を採用したスマートバンドだ。

■特徴・詳細

出典元:プレスリリース
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・バイタルデータ・位置情報等を常時計測
時計のように手首に装着するスマートバンドで装着者のバイタルデータ、運動・睡眠データを収集。また、GPS+WIFI+BLE測位システムで屋内外の位置情報も24時間リアルタイム把握。もしもの時の転倒アラート、緊急SOS機能も装備。

・LPWA方式を採用
消費電力とコストを最大限におさえるLTE CAT-M1通信方式を採用。1回の充電で約1週間の継続利用が可能で、広範囲で安定した高速通信を実現。

・介護アプリ「ヘルプケア」との連携を実現
LTE CAT-M1通信方式によりスマートフォンを経由せずデータを直接クラウドに送信が可能。介護アプリ「ヘルプケア」と連携可能となり、複数人のデータの一元管理を実現。
※本製品は医療機器ではない。

■製品開発の背景と今後の展開

「不自由な世界を変える」を企業ミッションとし、介護が必要ない世界を実現させるという「ヘルプケア構想」を掲げ、まずはDX化が遅れている介護業界の負担を解決する取り組みとして開発したという。今後は介護業界以外でも展開。NTT Docomoの農業プラットフォーム「畑アシスト」での導入が決定。農作業員の健康管理に活用する。さらに建設現場、物流業界(ドライバー)などへも拡大していく予定で、持続可能な健康社会の実現に貢献するとのことだ。

■「ベストリハバンドPro」製品詳細

製品仕様
出典元:プレスリリース
(測定・連携可能内容)
①   心拍数・歩数・皮膚温度測定可能 →自動測定
②   睡眠状態測定可能 →自動測定
③   SOS機能保有 →液晶下部長押しで作動
④   血中酸素濃度端末連携可能→別途機器による測定データを連携
⑤   血中症リスク判断連携可能→④の測定結果による判断機能保有
⑥   転倒アラート(次期)

サイズ/重量  43×23×13mm / 30g
カラー     ブラック
ディスプレイ  0.49Inch 64×32Pixcel OLEDディスプレイ
LED      2種類(赤、青)
ボタン     タッチボタン
充電      接点充電ケーブル60㎝
通信方式    Cat-M1 IIJ回線利用 Soft SIM対応
測位方式    GPS / Wi-Fi / BLE4.0
バッテリー   220mAh / 充電クリップ
防水レベル   IP67
センサー    加速度計/温度センサー/心拍センサー/RFID搭載可能(オプション)

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