日立ソリューションズ、チームの共同作業を支援するビジュアルコラボレーションプラットフォーム「Miro」を提供開始

株式会社日立ソリューションズは、RealtimeBoard, Incと販売代理店契約を締結し、付箋や豊富なテンプレートなどを利用して直感的に操作でき、オンライン会議やワークショップでの共同作業を支援するビジュアルコラボレーションプラットフォーム「Miro(ミロ)」を2021年11月4日から提供開始すると発表した。オンライン上の協創空間「日立ソリューションズ DXラボ」で培った、Miroを活用したワークショップのノウハウも提供する。

Miroは、世界の2,500万人以上が利用し、PCやタブレット、スマートフォン上のブラウザやアプリケーションから、オンライン上にあるホワイトボードに対して、キーボードや手書きによる文字入力、付箋の貼り付け、作図を行えるサービスだ。マインドマップやアプリケーション開発におけるワイヤーフレームなどの豊富なテンプレートを提供するとともに、ZoomやMicrosoft Teams、Slackなどのサービスとも柔軟に連携し、会議や共同作業の質を向上させることができる。日立ソリューションズは、MiroやZoom、企業間情報共有システム「活文 Managed Information Exchange」を連携させることで、機密性の高い情報を取り扱う会議でもセキュアにコミュニケーションを行える環境を提供し、リモートワークを活用した働き方改革や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるとのことだ。
出典元:プレスリリース

■背景

新常態(ニューノーマル)においてリモートワークが普及し、オンライン上での会議やワークショップが急速に増えている。そのような場では、紙やホワイトボードを使うリアルな場と異なり、複数人がイメージを共有して同時に意見を書き込みあったり、ブレインストーミングで出されたアイデアを体系化して整理したりすることができず、共同作業を通じた価値の創出に課題があったという。日立ソリューションズは、そのような課題を解決するため、自社の会議や、顧客やパートナーとオンライン上で協創する「日立ソリューションズ DXラボ」でいち早くMiroを導入し、アイデア創出からビジネスモデルの構築まで、幅広く活用してきた。今回、Miroやその活用ノウハウも合わせて提供することで、オンラインととリアルな場を組み合わせたハイブリッドな働き方改革や、企業のDX推進を支援するとのことだ。

■日立ソリューションズが提供する「Miro」の特長

1. PCやタブレット、スマートフォン上のブラウザやアプリから複数人による同時編集が可能
2. マインドマップ、カスタマージャーニーマップ、アプリ開発におけるワイヤーフレームなど、100種類以上のテンプレートを提供し、作業効率を向上
3. ZoomやMicrosoft Teams、slackなど、70以上のサービスと標準で連携し、共同作業の質を向上
4. 日立ソリューションズが、活用ノウハウやMiroとZoom、「活文」を連携させたセキュアなコミュニケーション環境も提供し、きめ細かく活用を支援

■主なテンプレート

出典元:プレスリリース
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■連携する主なサービス

出典元:プレスリリース

■Zoom、活文 Managed Information Exchangeとの連携

Miroは、ボード上にディスカッションの履歴を記録し、共有することができる。Zoomと組み合わせて利用することで、オンライン会議における顧客やパートナーとのコミュニケーションを、より効率的に実施することができる。さらに、活文 Managed Information Exchangeを組み合わせて使用することで、会議資料や議事録などをセキュアに共有できるようになり、Miroから出力された情報を、会議資料の一つとして他のデータとともに一元管理することが可能だ。

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