OKIとコクヨ、テレプレゼンスロボットを活用しオフィスで健康性を高めるソリューションの共同検証を開始

OKIは、コクヨ株式会社と、オフィスで健康性を高めるソリューションの共同検証を開始したと発表した。

テレプレゼンス機能を搭載したスマート・ロボット「temi」にOKIが開発した行動変容エンジンを搭載し、オフィスで働く人に語りかけを行うことで、こころとからだを整える健康行動の促進・習慣化を実現するオフィス向けソリューションの提供を目指す。
出典元:プレスリリース
コロナ禍でテレワークが急速に進み、運動不足による肥満率増加などの身体的な健康被害のほか、ストレス蓄積による不安やメンタル不調といった課題が散見されるようになってきた。一方、オフィスワーカーと在宅ワーカーの情報の格差など、コミュニケーションの差がチームワークとして全体の生産性に影響を与えることも問われはじめているという。これらの課題は今後ハイブリッド化していく働くシーンにおいて、ますます複雑になってくると予想されるとのことだ。

こうした課題への解決策として、OKIは、健康行動の促進と習慣化を目指した行動変容技術を研究し、ひとりひとりの生活習慣に応じた最適な健康行動の提案メッセージを提示する独自のアルゴリズムを開発。これを搭載した行動変容エンジンは、個人の属性や日常生活で取得できる行動データ、バイタルデータに行動科学や健康心理学の知見を掛け合わせ、最適な提案メッセージを出力する。またコクヨは、テレプレゼンス機能を搭載したスマート・ロボット「temi」に注目。今後コミュニケーション補完ツールとしてオフィスへの導入が期待されているtemiを活用した健康増進ソリューションの企画を開始した。

今回の検証では、OKIの行動変容エンジンを搭載した「temi」が、笑顔、挨拶、運動など、こころとからだを整える健康行動を促すメッセージをオフィスで働く人たちに直接語りかけ、それによって生じる健康行動の促進効果を測定する。今後、両社はOKIの情報通信技術とコクヨのオフィス等環境構築の知見を掛け合わせ、働く人の働きがいと生産性の土台となる健康増進に寄与し、企業の成長に貢献するとのことだ。

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