テラドローンの海外グループ会社ユニフライ、ブルガリア航空管制局のドローン運航システムの開発の入札を獲得

Terra Drone株式会社の海外グループ会社ユニフライは、ブルガリア航空管制局Bulgarian Air Traffic Services Authority (BULATSA)のドローン運航管理システム「U−スペース」の開発に協力することが決定したと発表した。本開発案件は、航空交通管理サービスプロバイダーのFrequentisが約100万ユーロで受注し、ユニフライは技術サポートとして共同で開発を進める。

今回の開発は、2023年1月から施行される欧州規則に則り、欧州各国にて急ピッチで進められているドローンの安全な運用サポートが目的だ。ドローンの無人運航技術であるU−スペースが完成することにより、目視外のドローン飛行が可能となるという。今回の受注は民間航空や防衛、公共交通機関市場で70年以上の経験を持つFrequentisとの提携で可能となったとのことだ。

2023年に向けて、欧州ではドローンの運航管理システムの入札案件の増加が予想されているという。ドローン運航管理システム開発への協力は、システム開発に関わるコンサルティングのほか、保守・メンテナンス、ドローン飛行計画の管理など中長期にわたる継続的な収入が見込める案件だ。ユニフライは、これからも欧州域内での実績を積み重ねながら、ドローン市場のデファクトスタンダードを目指すとのことだ。

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