NearMe、タクシーの相乗り解禁を受けて街中で利用できる「nearMe.Town」を開始へ

株式会社NearMe(以下、ニアミー )は、2021年11月1日より開始した一般乗用旅客自動車運送事業における相乗り旅客の運送を受け、街中でも行きたいところまでドアツードアで移動できるnearMe.Town(ニアミー タウン)を12月から開始すると発表した。

■背景

ニアミーはリアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献する瞬間マッチングプラットフォーム作りを目指し、MaaS領域において、主に空港と都市をドアツードアで結ぶオンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル」を展開してきた。今回、タクシーの相乗り(略称、シェアタク)の一般導入が国土交通省から発表されたことを受け、空港送迎だけでなく、ニアミーの独自開発のAIによるルーティングの効率化を街でも活用すべく、nearMe.Town(ニアミー タウン)を12月より本格始動することになったという。これまで自宅やホテルから、空港まで利用していた顧客にも今度は市内でも利用することで、利用者にとってはリーズナブルな料金で、同時にタクシー事業者にとっては新たな需要の創出と実車率40%台の現状を打破し生産性向上につながる、そのような相乗り制度の一助となればという思いとのことだ。

■nearMe.Town(ニアミータウン)詳細

すでに予約数6万人を突破している空港送迎を中心としたオンデマンド型スマートシャトルにより、効率的なルーティングを行えるよう、独自のAIを発展させ2019年より運行してきた。その技術を活用し市内での展開においては12月より中央区、千代田区、港区、江東区の4区を皮切りに、東京都23区内のうち、想定利用者が多いエリアにおいて順次拡大することを予定しているとのことだ。

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