「国内メンタルヘルステックカオスマップ 2022年版」が公開

emol株式会社は、2022年1月17日に国内メンタルヘルステックカオスマップの2022年版を公開したと発表した。

■メンタルヘルステックの傾向

1. 治療用アプリ(DTx)の進展
医療機器として薬事承認され、保険適用における収益化を狙う「治療用アプリ」の進展が国内外で目立った。REPORTOCEANのレポートによると、世界のデジタル治療薬市場は2020年に約26億米ドルと評価されており、2027年までに176億米ドルに達する見込まれているという。2021年にはAIチャットボットの介入により産後うつの治療を実現するWoebot Health社(米国)が9,000万米ドルを調達するなど、ファイナンス面でも大きな進展を遂げているとのことだ。

2. 企業向けサービスの増加
企業向けサービスにおいて「分析・可視化」「産業保健」合わせて20件ほど増加しており、カオスマップのジャンルの中で最も大きい盛り上がりを見せている。新型コロナウイルスの影響もあり、この1、2年の間に企業内でのメンタルヘルスに対する意識が高まってきていることが考えられるという。また、コンシューマ向けの事業者も企業向けの展開を開始するなど、2022年度も更なる増加が予想されるとのことだ。
出典元:プレスリリース

Article Tags

Special Features

連載特集
See More