NEC、行政デジタル化を支援する「官公庁向けDXソリューション」を提供
2022/1/19
NECは、政府が推進するガバメントクラウドを活用した行政デジタル化を支援するため、ハイブリッドクラウドをはじめとするクラウド環境への移行に関するソリューションメニューを「官公庁向けDXソリューション」として体系化し提供すると発表した。
今回第一弾として、既存システムをクラウド環境へ移行するための「クラウドインテグレーションソリューション」、ネットワークやプラットフォームを提供する「プラットフォームソリューション」、およびクラウド移行を支援する「セキュリティソリューション」を提供する。
今後、アジャイル開発やシステム開発の内製化を支援する「アプリケーション開発ソリューション」や、職員の新しいワークスタイルの実現に向けた「業務改革・ビジネス変革ソリューション」のメニューを順次追加するという。
今回NECが提供するソリューションは、これまでの官公庁や自治体向けシステムの提案や構築などの幅広い実績・ノウハウを活かし、システム毎の業務要件や課題、必要とするセキュリティレベルに対して、クラウド移行はどうあるべきか、どのように進めるべきかなど、コンサルティングから設計、構築、運用保守までを一貫して提供するとのことだ。
■第1弾提供ソリューションメニュー
・クラウド移行(クラウドサービス)
オンプレミス、NECのクラウドサービス(NEC Cloud IaaS)、他社サービスであるパブリッククラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azureなど)を含めたハイブリッドクラウドを前提としたクラウドの導入から構築・運用までトータルで支援
プラットフォームソリューション
・ネットワーク
パブリッククラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azureなど)とNECデータセンターを閉域網で接続するサービスなど、各種クラウド上のシステムのセキュアな連携を低コストで実現
・オンプレミス(ハイブリッド型)
クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド環境と、その環境上に構築するハイブリッド型の業務システムなどの運用最適化を支援する監視ソリューションや運用自動化を実現するツールを提供
セキュリティソリューション
ハイブリッドクラウド環境で複雑化する通信・データアクセスの監視機能や内部不正・外部攻撃のリスクに対応したサービスの提供、およびNECのセキュリティ専門組織による対応でセキュアな環境構築・システム運用を支援