オプティムとスパイダープラス、現場監督業務の働き方改革を目指しサービスの連携検討を開始

株式会社オプティムとスパイダープラス株式会社は現場データ管理ソリューション「Smart Field」と「SPIDERPLUS」との連携検討を開始すると発表した。

「Smart Field」と「SPIDERPLUS」が連携することにより、施工管理拠点の状況を映像で把握することが可能になり、「SPIDERPLUS」を用いた遠隔地を含む現場管理業務の利便性が向上することで、複数現場を束ねる現場監督業務の働き方改革に寄与することが期待されるという。

■背景

建設業界では就業者が減少傾向にあり、投資額は国土交通省「建設投資見通し」によればほぼ横ばい、さらには2024年の改正働き方改革関連法の施行を控え、IT導入による生産性の向上は急務だという。

オプティムでは、現場の作業記録を画像・動画・音声でスマートに作成・報告し、映像共有で遠隔作業支援を可能にする現場データ管理ソリューション「Smart Field」を提供している。スパイダープラスでは、10年以上提供している図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」導入企業に対し、月間20時間以上の業務効率化に貢献してきたという。図面データを土台に写真やメモなど、現場の状況を紐付けすることで、複数現場を束ねる現場監督の業務推進や、コロナ禍で現場の省人化のためのリモート作業などを可能にしてきたが、さらなる業界課題解決の一助を探していたという。

「Smart Field」と「SPIDERPLUS」が連携することにより、「SPIDERPLUS」を活用した業務に、「Smart Field」の通話・映像共有機能が加わり、シームレスな情報源をもとに状況を確認することが出来るようになり、建設業従事者の情報共有がさらに効率的になることが見込めるとのことだ。

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