コインチェック、Web3.0時代を牽引する暗号資産・NFT関連のスタートアップを支援する「Coincheck Labs」を始動

コインチェック株式会社は、Web3.0時代を牽引するスタートアップを支援するプログラム「Coincheck Labs」を開始すると発表した。また、本プログラムの出資第1号は、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network」を手がけるSTAKE TECHNOLOGIES PTE. LTD.に決定した。

現在、ブロックチェーンを基盤とした分散型デジタル時代「Web3.0」が、世界中でムーブメントとなり、暗号資産・NFT関連などWeb3.0を牽引するスタートアップへの投資が加速している。一方、日本においては暗号資産・NFT分野は会計・法律などのルールが明確でなく、それらに関する専門知見が必要なため起業の難易度が高いとされ、諸外国に比べ起業家が不足している現状があるという。そのような状況において、コインチェックではこれまでの暗号資産取引サービス「Coincheck」やNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」などの開発・運営経験やノウハウを「Coincheck Labs」を通じて共有することで、Web3.0を牽引する暗号資産・NFT関連スタートアップを支援していきたいと考えているとのことだ。

2020年のDeFiの台頭や2021年のNFTの急成長など、ここ数年で価値を移転するためのプロトコルである暗号資産を当たり前のように使用する「暗号資産ネイティブなアプリケーション」が急速に発展し、デジタル上で新しい経済圏を創り出そうとしている。コインチェックでは、このような時代の大きな転機に、共にチャレンジしていく仲間と日本の暗号資産・NFT業界を盛り上げていきたいと考えているとのことだ。

■Coincheck Labsの主な活動内容

Coincheck Labsは、暗号資産ネイティブ・NFTネイティブなプロダクトの起業家、スタートアップ、コミュニティを支援し、日本のブロックチェーン・WEB3.0エコシステムの成長を支援する。Layer1と呼ばれるブロックチェーンの基幹領域からアプリケーション領域までのプロダクトを対象に「スタートアップ支援」 「調査」「投資」の3つを提供する。

①スタートアップ支援
日本の暗号資産・NFT業界の成長を牽引する起業家、スタートアップ、コミュニティを支援する。具体的には、トークン設計や財務・会計に関するアドバイス、ハッカソン等のイベント運営を行う予定だ
②調査
暗号資産・NFT・GameFi等のブロックチェーン動向等の調査・情報発信
③投資
暗号資産ネイティブ・NFTネイティブなプロダクトを開発するスタートアップへの株式やトークンへ出資

Article Tags

Special Features

連載特集
See More