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様々なシステムと物流を繋ぎ流通・物流DXを実現するSaaS/iPaaS型流通統合サービス「logiec」の提供が開始

株式会社はぴロジは、これまで提供してきた「ASIMS」を進化させ、様々なシステム連携と物流指示/制御を実現するシステムサービス「logiec」をリリースしたと発表した。

■リリースの背景

コロナ禍における新しい生活様式を背景として、現代の消費活動には大きな変革が起きている。変革の過程においての流通・物流の多様化や複雑化するシステムの増加と絡まりは、事業者に多大な負担をもたらしているという。「logiec」はこれまで「ASIMS」が培ってきた自動出荷指示機能の強化に加え、システム連携機能を強化。そうすることで、複数システムの制御を可能とする「コントロールハブ」の役割を担うことができる。さらにクイックコマースやダークストアなどの新たな流通サービスとも連携することで「はぴロジ流通インフラプラットフォーム」を拡張し、EC事業者の流通革新、物流事業者のサービス強化をシステム面から支援し、流通・物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するとのことだ。
出典元:プレスリリース

■導入のメリット

「logiec」を導入することで、EC事業者においては以下のメリットがある。
・ 受注データのアップロード・ダウンロードなどの、付加価値の低い作業を自動化できる
・ 豊富なAPI連携選択肢で、新たに出店したい上位カートとの接続が容易になる
・ 販促品の同梱セット指示など手間のかかるショップデータも、一括でデータ変換・加工できる
・ 複数倉庫への出荷指示データを自動で振り分けられるので業務工数を削減できる
・ イベントやキャンペーンなどの急な物量波動も複数の倉庫を組み合わせて制御できる
・ 物流パートナーが使用するWMSを気にせず接続できる
・ logiecと連携した全国130拠点以上の物流拠点ネットワークから、最適な物流パートナーが選択できる
・ 複雑な物流要件を条件に応じて細かく設定でき、さらにカスタマイズで個別の物流指示設定・機能を追加できる
・ クイックコマースとの接続でEC販売した商品を実店舗から即日配送が可能になり、店舗在庫の有効活用と顧客体験の向上ができる

また、物流事業者においては以下のメリットがある。
・ WMSの指定フォーマットにデータ変換ができ、新規案件導入の標準化ができる
・ 大量出荷で自らの倉庫キャパシティを超過した場合、提携倉庫へのデータ連携が容易にできる
・ 荷主毎に違うWMSを使用していても入出荷実績の把握や在庫管理が煩雑化せず、一元管理することで作業の標準化ができる
・ 新規のWMSを導入する際にも開発コストを極小化できる
・ 荷主の使用システムとの連携に悩むことなく新規の営業に注力することができる
・ logiecと連携したはぴロジプラットフォームでの荷主とのマッチングで営業コストを削減できる

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