マイクロソフトとテラデータ、グローバル戦略的パートナーシップを発表
2022/2/9
テラデータは、マイクロソフトとのグローバルパートナーシップにより、Teradata VantageデータプラットフォームをMicrosoft Azureと統合すると発表した。
Teradata Vantage on Azureは、60以上のAzureデータサービスを含むAzureエコシステムとすでに密接に統合されている。アメリカン航空やシーメンス・ヘルティニアスをはじめとする世界の大手企業の多くは、複雑で要求の厳しいデータ分析環境においてTeradata Vantage on Azureを採用しているという。パーソナライズされた顧客体験を提供する小売業者から、自動化された分析で不正行為を追跡する金融サービス機関まで、Teradata Vantage on Azureは、多種多様なデータセットを接続し、何千人ものユーザーが混沌とした状況をシンプルかつ迅速に理解できるようにする。「データをビジネスに不可欠なインサイトに変えることは、進化する市場のニーズに弾力性、持続性、効率性を持って対応することを約束する組織にとって不可欠になっています」と、マイクロソフトのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフコマーシャルオフィサーのジャドソン・アルソフ氏は述べている。「テラデータとマイクロソフトは、データ、AI、クラウドの能力を組み合わせることで、業界や職種を超えたチームがデータに基づいた意思決定を迅速に行えるよう支援します」。
Teradata Vantage on Azureは、Microsoft Power BI、Microsoft Azure Synapse Analytics、および60以上のAzureデータサービスと統合し、顧客に提供する。
・VantageとAzureでデータ分析を近代化するための低リスクの移行パス
テラデータは、世界中のあらゆる業界の企業が抱えるデータ分析の課題を解決する。クラウドでのモダナイゼーションを望む顧客は、Teradata Vantage on Azureの使用を選択することで、移行速度が2桁向上したことを確認しているという。
・最も複雑な分析シナリオに取り組むためのコネクテッドソリューション
Teradata Vantageは、大規模なサポートが必要な場合でも、顧客のデータをクラウドに移行して管理することを可能にする。
・柔軟なエンド・ツー・エンドのデータ統合・管理を実現
Teradata Vantage on Azureは、何千もの異なるデータベースやシステムからのデータを統合する柔軟性を顧客に提供する。
・大規模なクエリボリュームと多様なワークロードに対応
Teradata Vantage on Azureでは、数千人の同時ユーザーによる数百万件のクエリが毎日実行されている。
・サブ・セカンド・レスポンス・タイム
Teradata Vantage on Azureは、データソースやデータの種類が異なる環境でも、ミッションクリティカルなサブセカンド・オペレーションを容易に実行することができる。