AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、契約書のバージョン管理を容易にする機能をリリース

AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を提供する株式会社LegalForceは、契約業務における案件依頼の受付に対応する「案件管理」機能をアップデートし、案件詳細画面から最新の契約書を取り込むことのできる機能をリリースしたと発表した。本アップデートにより、契約書のバージョン管理にかかる工数やミス、契約書のやり取りで発生しがちな行き違いなどによるトラブルが解消されるとのことだ。

■「LegalForce」の「案件管理」とは

各企業専用に発行されたメールアドレスを宛先に入れて契約書の作成や審査を依頼するメールを送ることでその内容が自動的に「LegalForce」に反映され、案件受付を行うことのできる機能だ。依頼された案件が一覧できるため、担当者や進捗状況などを一元管理することができる。
出典元:プレスリリース

■添付ファイルを最新バージョンとして、ボタンひとつで取り込む機能をアップデート

契約業務は、(1)案件の受付、(2)起案・審査、(3)締結、(4)管理の4ステップで構成されており、(2)契約書の起案・審査においてAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を、(3)の契約の締結においては電子締結サービスと連携し、(4)管理においてはAI契約管理システム「LegalForceキャビネ」を提供してきた。そして2021年10月には契約業務における案件依頼の受付に対応する「案件管理」機能をリリースし、契約書業務における機能を一気通貫で利用できるようになった。

契約業務では、事業部と法務部、事業部と契約相手の間で契約書のやり取りが複数回発生するため、バージョン管理が煩雑となる。今回のアップデートにより、「案件管理」機能の案件詳細画面より、メールに添付されている契約書をワンクリックで取り込み、最新版としてバージョン管理することができるようになった。これにより、バージョン管理にかかる工数やミスなどを削減することができるようになる。

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