明治安田生命、VRクラウドソフトを活用し防災訓練をDX化
2022/2/18
株式会社スペースリーは、明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田生命)が、研修VRコンテンツを活用し、コロナ禍でも安心安全に防災訓練を実施でき、更に従来の集合型訓練コストをのべ600名に対して効率化できたという事例結果が得られたと発表した。
■背景
■導入の概要
そこで今回、同社のVRクラウドソフトを活用してコンテンツを作成し、研修対象となる600名以上の従業員に配布し備蓄倉庫のVR研修は2021年9月、避難訓練のVR研修は2021年11月から実際に訓練を行った。各従業員の社内PCからの閲覧が可能で、避難経路の確認や、備蓄倉庫で備蓄物資の配布作業をするといったアクションを自分で疑似体験し操作して行うことができる内容となっている。
■結果
また、従来の集合型研修であれば参加者1人辺り約60分かかる訓練コストが、VRであれば1人約30分程度に抑えられた。なお、時間は短くても研修VRの中にチェックポイントを設けて確認して欲しい箇所は必ず確認しないと進めないようにするなど習熟度を高める工夫も凝らし、それにより習熟結果も数値で取れ、定量的な効果も得られたとのことだ。