中小企業診断士専門のオンライン完結型プラットフォーム「俺の参謀オンライン」が正式リリース

SanBonLine株式会社は、中小企業診断士専門のオンライン完結型のプラットフォーム運営を本格的に開始すると発表した。

多くの企業が利益や生産性の改善を目的にDXに取り組む中、93%の企業が失敗しているという実態がある(アビームコンサルティング株式会社調べ)。その原因は「戦略なき実行」だという。同社はオンラインで気軽に中小企業診断士をアサインすることで「戦略ある実行」へ変えられると考え、本サービスを開発したとのことだ。
出典元:プレスリリース

■DXになぜ「中小企業診断士」が必要なのか

DXが失敗する最大の理由は「What」から考えるからだという。どの業務効率化・デジタルマーケティングツールを導入するかを選ぶ前に、なぜDXが必要なのかを企業の課題に応じて考える必要がある。多角的かつ客観的に企業の課題を分析できる中小企業診断士は「Why」をベースに戦略的DXを推進し、最適な「How」を提案できる人材とのことだ。

■中小企業診断士の現状

中小企業診断士はこれまで「足の裏の米粒」と揶揄されてきたという。アメリカと比較して日本の企業は経営コンサルに相談する習慣が根付いておらず、診断士は取得してもなかなか食えない資格と言われてきた。中小企業診断士協会によると診断士は全国に2.7万人いるが、その半数が企業に属する「企業内診断士」であり、資格を活かしきれていないという現状があるとのことだ。

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