声優やナレーターの音声を専門知識無しで発注できる音声オーダーシステム「 KOEPAL」がリリース

株式会社スペースファクトリーは、動画や広告等のさまざまなメディアに必要不可欠となる声優やナレーターの音声を専門知識がない人でも簡単にオーダーできるサービス「KOEAPL(コエパル) Ver.1 」を公開したと発表した。

■「KOEPAL」リリースの背景

動画コンテンツはYouTube、Netflixのなどの動画配信サイトのみではなくTikTokやInstagram等のSNSでも日常的に活用され、個人・法人問わず動画を用いて商品やサービスを紹介することは常識となっている。YouTubeでは1日あたり、10億時間分以上の動画が視聴され、日々、大量にコンテンツが制作され、大量に消費されている状況の中、コンテンツを提供する側はコンテンツのリッチ化が求められる時代となっている。同社では以前よりアフレコアプリの「SAY-U」アプリ内で声優やナレーターのコミュニティを運営しており、コミュニティーメンバー参加型の音声を用いたプロモーションの協力等を定期的に実施し、多くの反響があったという。しかしながらメディア・コンテンツの需要拡大には同社の人力での対応ではニーズを十分に満たすことができないと考え、研究開発から開始し、今回、専門知識がない人でも簡単に音声をオーダーし、入手できるサービス「KOEPAL(コエパル)」をリリースしたとのことだ。同社はこれにより、コンテンツへの音声ニーズを持つパートナーと、「SAY-U」を通じて声優やナレータとして活動するコミュニティメンバーを安定的にマッチングし、誰でも気軽に音声を依頼・入手でき、自分の声のスキルを社会へ発信できる仕組みを提供する。

■「KEOPAL」とは

出典元:プレスリリース
「KOEPAL(コエパル)」は、音声PRや社内マニュアル、説明書の音声コンテンツ化、3分程度の動画に対しての音声を最短3分で発注できるサービスだ。リリース当初は1つの発注に対して3名〜5名程度のKOEPAL認定の声優・ナレーターが発注に基づいた音声を、3営業日以内に発注者に提供。発注者は好みに合った音声を決定し、入手するサービスとなる。音声を活用してプロモーションの訴求力を上げたい、個人用途で声優を使いたいけど、依頼方法がわからない、時間がかかる、難しそうといった課題を本サービスで解決するとともに、ちょうど良い価格帯で気軽に依頼ができ、TVや映画等で活躍するハイエンドな音声ではなく、使い勝手、自由度の高い音声の提供が可能とのことだ。

■「KOEPAL」の特徴

出典元:プレスリリース
①3分で可能。専門知識不要
専門的なスキルや業界に対しての知見、教育は必要ない。手元に依頼したい原稿があれば、直感的なインターフェイスで原稿を入力、音声合成でのプレビューを経て、発注を完了することができる。

②自動でコンペを開催
KOEPALでは従来よくあるサンプルボイスから選択をし、依頼をする流れではなく発注内容毎に3-5名の声優・ナレーターが音声を届ける。発注者は複数人から最終的には好みの音声を採用する流れとなる。

③動画に対してのアフレコも可能
手元に音声を付与したい動画がある場合には、動画をアップロードし、その動画に対しアフレコを実施することが可能だ。発注者は音声以外に、既に音声を付与された動画をダウンロードし、すぐに活用することが可能だ。

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