自動貯金アプリ「finbee」、小銭を使わずに貯金を管理できる「こどものおこづかい貯金」のパッケージ提供を開始

株式会社ネストエッグが運営する自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」にて、キャッシュレス時代の子どもの金融教育のきっかけに活用できる、小銭を使わずに貯金が管理できる「こどものおこづかい貯金」のパッケージ提供を2022年4月12日から開始したと発表した。

■背景

キャッシュレス決済が普及し現金を使用する機会が減っていることで、子どもたちのお金に対する認識に変化が起こっているという。例えば、「カードやスマホにお金が無限にあると思っている」、「お金がどこからきているかわからない」、「おつりがわからない」などだ。親が子どもだった頃とは異なる決済環境となり、これまで自然に身についていたお金の価値を伝えることが難しくなっているとのことだ。

以下のアンケート結果からわかることとして、お金に関して子どもに身につけてほしいことは、「お金は働いて得られるものであること」、「目的のために貯めてお金を使うこと」と考えられる。また、今後もキャシュレス決済が主流になると考える親が多く、キャッシュレス前提で慣れてほしいと考える人が、キャッシュレス前提で慣れてほしくない人の2倍以上にのぼるという。

調査名:「子どものお金・金融教育に関する調査」
調査手法:インターネット調査
実施時期:2022年3月31日~4月3日
対象者:19歳以下の子どもを持つ「finbee」ユーザー987名
出典元:プレスリリース
このような背景から、finbee(フィンビー)ではキャッシュレスでも子どもにお金の価値やお金を貯めることを教えやすくするために「こどものおこづかい貯金」のパッケージ提供を開始する。子どもが手伝いをした際に渡すおこづかいを現金を使わずにアプリ上で貯金していくことで、役立つことで得られた報酬を貯金する体験をキャッシュレスでおこなうことができる。

■「こどものおこづかい貯金」活用方法

貯金アプリfinbee(フィンビー)は、自身の銀行口座を貯金用口座と連携し、貯金したい目的ごとに指定した貯金ルール・方法で貯金ができるサービスだ。
出典元:プレスリリース
親のアプリで、子どもごとに「こどものおこづかい貯金」を作成し、子どもが手伝いをしたときの報酬を「食器を洗ったら30円」などと決めて、「マイルール貯金」としてあらかじめ設定する。そして、手伝いを実行したら貯金をしていく。
出典元:プレスリリース

■メリット

・子どもが手伝いをして得られた報酬がどれくらいあるのかを数値で可視化できる。
・貯金用口座でキャッシュレス貯金をするので、使用時の支払手段は自由に選ぶことが可能だ。
・入金、貯金の取り崩し履歴も「タイムライン」に記録されるので、「いつ、何をして貯めたのか」「何にお金を使ったのか」を振返れることで、子どもが実感を持ってお金を管理・理解する機会になる。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More