家族で一緒に楽しめる絵本アプリ「うごく音えほん」が発表

株式会社YUKOGARDENは、家族で一緒に楽しめるアプリをうごく音えほん」を発表した。

同社代表は、音楽大学在学中、NHK「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんに就任。「うたのおねえさん」としてはもちろん、音楽の先生として、また二人の男児の母として、様々なかたちで多くの子どもと関わってきたという。その中で感じたことが、子どもとのコミュニケーションだ。子どもと良いコミュニケーションを取るためにはスキンシップや会話などで互いの信頼関係をしっかり築いておくことが必要だという。そのためには、親として心の余裕をしっかりと持つことがとても大事とのことだ。子どもの感性はとても鋭く、こちらの気持ちを敏感に感じ取るが、特に幼い頃の育児はとても体力が必要で、親も毎日の家事や仕事で気持ちに余裕を持つことが難しくなっているという。子育てではそれまでに体験したことのない「親」としての考え方や行動を求められるとのことだ。

思うように外出することができなかった時、おうち時間の増加は新しい楽しみ方や文化も生んできたが、子どもと親が家の中で接している時間は以前よりずっと長くなった。楽しい時間も増えたがそれとともに手のかかる時間が増えたのも確かだという。家事が忙しくなる時、今はスマホやタブレットを子どもに渡してしばらく動画サイト、アニメや子ども向け歌番組を見てもらうことが一般的になっているという。そこには選ぶのに迷うほど多くのコンテンツがあるが、そのどれもが親として安心できるものとは限らない。横に親がいて一緒に自分と同じものを楽しんでいる、そういう「時間」の作り方も必要だという。そこで「絵本」が良いと考えたとのことだ。「絵本」を元にしたエンターテインメント作品を作ることで、絵本の素晴らしさを広げて活かした、「新しい」親と子の両方にとって楽しい時間を生み出せるのではないかと考えたという。

これまでは、著作権取得の問題もあってか、「絵本動画」と言いながら日本や世界の昔話、民話をアニメーション化したものがほとんどだったという。また動画の共有サイトには無許可な絵本スキャンによるスライドショー動画も多く、絵本のイメージを広げるようなものでは無かったとのことだ。
出典元:プレスリリース
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そして絵本作家や出版社ともコミュニケーションを取りながら、著作権の管理や運用についても基準を作り、その有効利用も目指せる事業にしたいという。作品の作り方としては、演出意図をもって構成し、メリハリの効いた音響設計を加えることで子どもたちだけでなく大人でも楽しめる作品を目指す。
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見てもらいやすい、使いやすい、どこにいてもという条件で、スマートフォンアプリとして作品を収録し、そこで配信する形がもっとも適切だと判断したとのことだ。
出典元:プレスリリース

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