メガソフト、「メタバース用3D建築データ出力機能」を開発

メガソフト株式会社は、自社製品で作成した3Dデータをメタバースにアップロードできる形式=GLBファイルに出力する機能を開発、本機能によりメガソフト製品でデザインした建築データをユーザー自身がメタバースにアップロードして、プレゼンや内覧会を開催できるようになると発表した。

同機能は、3月に新発売した3DマイホームデザイナーPRO10/PRO10EXに搭載し、その後シリーズ製品にも順次アップデータにて追加搭載している。
出典元:プレスリリース

■背景

建築・住宅・空間の完成形を、設計者と施主、設計者と施工業者らが事前に3DCGで共有する手法は、今や当たり前になりつつあるという。メガソフトは、1996年に3Dマイホームデザイナーを発売して以来、建築・住宅・空間の3Dデータを短時間で負担なく描けるように製品改良を重ねてきた。また、作成した3Dデータをとことん活用されるために、高画質パース・ウォークスルー動画・360度パノラマ画像を出力する機能や、スマホ・タブレット用アプリ、VRシステムを開発・提供してきた。

今回の新機能「GLBファイル出力」も3Dデータを活用するための機能として開発したものだ。本機能により、メガソフト製品で作成した3Dデータを、ユーザー自身がメタバース空間に配置できるため、メタバース内でのプレゼンや内覧会が手軽に実施可能だ。

また、この機能を利用して、メタバース内の店舗や建築物のデザインに、メガソフトの3D製品を利用できるようにもなった。

■機能概要

機能名称: glTF/GLB出力

ファイル出力方法:
当該製品で3Dデータ作成後、3D編集画面の「ファイル」メニューより、「エクスポート」→「glTF/GLB」を選択し、ファイル名指定画面でファイル種類「GLB(*.glb)」を選択する。躯体、家具・建具類、マテリアル情報(色・柄データ)など必要なデータを圧縮してGLBファイルに出力する。

対象のメタバースプラットフォーム: Mozilla Hubs、cluster

機能搭載製品:
3DマイホームデザイナーPRO10EX
3DマイホームデザイナーPRO10
3Dアーキデザイナー11Professional
3Dオフィスデザイナー11
3D医療施設デザイナー11

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