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富士通とAWS、金融業界・小売業界のDX加速に向けて戦略的協業に合意

富士通株式会社は、Amazon Web Services(以下、AWS)と金融および小売業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)加速に向けて、戦略的協業に合意したと発表した。
本協業では、同社の同業界向けソリューションを核にした新たなサービスをAWSクラウド上で開発・展開し、それらをAWS Marketplaceを通じて国内外に提供する。また、AWSのプロフェッショナルサービスを活用し、システム開発・運用や既存システムのモダナイゼーションの支援、そして同社の同業界担当のシステムエンジニアに対しAWS認定資格保有者を増強する人材育成を実施し、3年間で600人の増員を目指す。これにより、これまで培ってきた同社の業種・業務の技術やシステム開発のノウハウを活かして顧客のAWSクラウド活用を支援する。また、同社の金融および小売業界向けデジタルサービスのビジネス拡大、多様なニーズに対応できる人材の増強を実現し、同業界のDXの加速とビジネス変革を強力に推進する。本協業は、2021年5月にAWSと締結したモビリティ業界での協業から金融および小売業界へ領域を拡張するものであり、他業界にも順次拡張予定とのことだ。

■背景

近年、金融および小売業界においては、ニューノーマル時代の行動変容により、非対面・非接触サービスによる価値提供へビジネスモデルが大きく変化している。そのため、既存システムのモダナイゼーションや基幹システムの効率化を進める一方、新たなサービスやビジネスの迅速な立ち上げによるDXが強く求められている。さらに、小売をはじめとする様々な事業者が提供するアプリケーションに金融機能が組み込まれるサービスが急速に普及しており、金融と小売のクロスインダストリーなシナジー効果が期待されているという。これらを実現するため、クラウド活用による新サービスの迅速な立ち上げや、サービス利用の手軽さ、利便性がますます重要になっているとのことだ。同社は、これまでもAWSとの連携により、AWSクラウドを活用して同社の高品質サポートが受けられる「FUJITSU Hybrid IT Service for AWS」を提供してきたが、同業界におけるビジネス変革の加速と多様なクラウド活用のニーズ拡大を受け、今回、モビリティ業界に続き、金融および小売業界におけるAWSとの戦略的協業を締結する。

■協業の概要

本協業では、同社が金融および小売業界で培ってきた技術やシステム開発のノウハウと、AWSクラウドを活用した以下の取り組みにより、同業界のDX加速とビジネス変革を支援する。

1.ニューノーマル時代に対応した金融および小売業界向けのフルマネージドサービスの開発と展開
同社が提供するニューノーマル時代の行動変容に対応した金融ソリューション 「Finplex(フィンプレックス)」や小売業界向けDX支援サービス「Brainforce(ブレインフォース)」などを核として、クラウド基盤からサービスまで、すべてパッケージされたフルマネージドサービスを、AWSクラウドを活用し開発する。また、開発したサービスは同社からの提供に加え、AWS Marketplaceを通じて、国内外に3年間で10件のソリューションを目標に展開する。

2.AWSクラウドやコンサルティングサービスを活用した基幹業務システムの開発・運用サービスを提供
AWSクラウドを導入済、または新しくAWSクラウドを導入する金融および小売業界の企業に対して、同社のシステムエンジニアがAWSのソリューションアーキテクト、プロフェッショナルサービスと連携し、基幹業務システムの開発・運用を推進し、既存システムのモダナイゼーションおよび内製化支援サービスを順次提供する。

3.AWS認定資格の保有者育成による、AWSクラウドを活用したシステム開発体制の強化
同社の金融および小売業界を担当するシステムエンジニアを対象に、現状約280名のAWS認定資格保有者を、3年間で新たに600名育成し、AWSクラウドを活用したシステム開発体制を強化する。AWSクラウドにおけるシステム開発のプロフェッショナルを増強することにより、DXを実現するシステム提供を加速する。

■富士通・AWSの役割

・富士通
「Finplex」、「Brainforce」を核に新しい金融および小売業界向けフルマネージドサービスの開発と提供を行う。また、AWSクラウドを活用する顧客の基幹業務システムの開発・運用や既存システムのモダナイゼーションを担う。

・AWS
富士通が提供する金融および小売業界向けソリューションやシステム開発に対し、AWSクラウドにおいて最適なアーキテクチャの設計やフルマネージド化設計をサポートする。

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