富士通とAWS、金融業界・小売業界のDX加速に向けて戦略的協業に合意
2022/5/19
富士通株式会社は、Amazon Web Services(以下、AWS)と金融および小売業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)加速に向けて、戦略的協業に合意したと発表した。
Contents
■背景
■協業の概要
1.ニューノーマル時代に対応した金融および小売業界向けのフルマネージドサービスの開発と展開
同社が提供するニューノーマル時代の行動変容に対応した金融ソリューション 「Finplex(フィンプレックス)」や小売業界向けDX支援サービス「Brainforce(ブレインフォース)」などを核として、クラウド基盤からサービスまで、すべてパッケージされたフルマネージドサービスを、AWSクラウドを活用し開発する。また、開発したサービスは同社からの提供に加え、AWS Marketplaceを通じて、国内外に3年間で10件のソリューションを目標に展開する。
2.AWSクラウドやコンサルティングサービスを活用した基幹業務システムの開発・運用サービスを提供
AWSクラウドを導入済、または新しくAWSクラウドを導入する金融および小売業界の企業に対して、同社のシステムエンジニアがAWSのソリューションアーキテクト、プロフェッショナルサービスと連携し、基幹業務システムの開発・運用を推進し、既存システムのモダナイゼーションおよび内製化支援サービスを順次提供する。
3.AWS認定資格の保有者育成による、AWSクラウドを活用したシステム開発体制の強化
同社の金融および小売業界を担当するシステムエンジニアを対象に、現状約280名のAWS認定資格保有者を、3年間で新たに600名育成し、AWSクラウドを活用したシステム開発体制を強化する。AWSクラウドにおけるシステム開発のプロフェッショナルを増強することにより、DXを実現するシステム提供を加速する。
■富士通・AWSの役割
「Finplex」、「Brainforce」を核に新しい金融および小売業界向けフルマネージドサービスの開発と提供を行う。また、AWSクラウドを活用する顧客の基幹業務システムの開発・運用や既存システムのモダナイゼーションを担う。
・AWS
富士通が提供する金融および小売業界向けソリューションやシステム開発に対し、AWSクラウドにおいて最適なアーキテクチャの設計やフルマネージド化設計をサポートする。