業務用モバイルアプリプラットフォーム「Unifinity」、ノーコードモバイルアプリ作成機能「Unifinity Wizard」をリリース

株式会社ユニフィニティーは、アプリ自動作成を実現する新機能「Unifinity Wizard」を、リリースしたと発表した。

同社は、「テクノロジーを現場に届ける」使命のもと、モバイルアプリの効率開発ツール「Unifinity Studio」やマルチOS向けアプリ実行環境「Application Player」などの提供を通じて現場のデジタル化を推進し、導入企業は400社を超えた。一方で、現場のデジタル化を実現するうえでは、アプリを実際に開発するプロセスよりも、現場のニーズを具体化させアプリの詳細を決定していくプロセスにおける課題がより大きい現実がある。このことから、同社では従前より、現場のデジタル化をさらに強力に推進していくためには単に開発を効率化するだけではなく、デジタル化の効果を体感・検証できる機会を増やすことが重要であると考えてきたという。

今回Unifinity Platformに新たに追加される「Unifinity Wizard」は、企業のDXプロジェクトを推進する経営企画部門担当者や外部コンサルタントなどの非専門家でも簡単に使える、完全なノーコードツールだ。「Unifinity Wizard」を活用することで、業務アプリのプロトタイプが無料で簡単につくれるので、現場のニーズを素早く具体化させ、効果的なプロジェクトを抽出、アプリの導入を確実に成功させることができるとのことだ。
出典元:プレスリリース
・難しいモバイルアプリの開発
工場内での生産実績の記録や建設現場での作業結果の記録、店舗や倉庫での在庫管理など、モバイルアプリを活用することでデジタル化が進み、業務の効率化が図れる場面は多いが、一般に業務用モバイルアプリの開発には多くの課題があるという。

- モバイルの画面が小さく表示できる情報が限定的なので、「業務の流れ」をしっかり理解したうえで画面の遷移などをつくらないと使いづらいアプリになってしまう
- 「業務の流れ」は現場でも正しく言語化されていないことが多くアプリの「正解」に辿り着くためには試作とテストを繰り返すことが不可欠だが、アプリの作成や展開作業が非常に大変
- OSのバージョンアップや業務仕様の変化による現場からの改修要望が頻繁で、メンテナンスが追い付かず結局利用されなくなってしまう
出典元:プレスリリース
・Unifinity Wizardで簡単に作成
Unifinity Wizardを使えば、3ステップの設定だけでUnifinityの豊富な実績に基づいた便利で使いやすいアプリを簡単に作成できる。

​入力項目を登録
アプリで入力したい項目を登録する。現在エクセルや紙の帳票を利用の場合は、その項目を使用すれば良い。
出典元:プレスリリース
業務の流れを設定
現場での作業が複数の工程に分かれている場合、それぞれの工程ごとの専用の入力画面を構築できる。最大8つの工程を登録可能だ。
出典元:プレスリリース
画面パターンを選択
現場で作業する人が自分が入力すべき項目をみつけるための情報検索画面を作成する。画面のパターンと表示項目や検索項目を選択できる。
出典元:プレスリリース
・Unifinity Studioで柔軟なカスタマイズ
Unifinity Wizardで作成したアプリは、マルチOS向け本格開発ツール「Unifinity Studio(有料)」で編集可能だ。
出典元:プレスリリース
また、Unifinity Wizardでのアプリ作成と同時に出力される設計書を使用すれば、カスタマイズ箇所の整理やメンテナンス、担当者が交代した際の引継ぎも安心だという。
出典元:プレスリリース

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