DAC、米・Super League Gaming社と提携しメタバース領域で広告販売を開始

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)は、メタバースのゲーミングプラットフォーム「ROBLOX」内での広告配信ソリューションを運営するSuper League Gaming,Inc.とパートナーシップ契約を締結し、同社のゲーム内アドネットワーク「SUPER LEAGUE NETWORK」の国内販売を開始すると発表した。

■海外における広告配信の先行事例

出典元:プレスリリース
DACでは、近年急速に広がりつつあるメタバース領域における次世代型メディア事業への取り組みとして、ゲーム・XRコンテンツなどのバーチャル空間内での広告を展開するサービス「arrova(アローバ)」を2021年に立ち上げた。既に、大手ゲーム事業会社や国内有力のXR媒体とのパートナーシップ締結、広告枠の開発・販売等による広告出稿の実績を多数有しているという。また、メタバース領域におけるコンサルテーションやメディアプロデュースのほか、バーチャル空間内での広告配信システム・計測ツールなどの研究開発も行っており、今後、次世代インフラとなり得るメタバース領域におけるメディア取引の体系化に向けた取り組みを進めている。

今回arrovaは、ゲーム・XRを用いた広告事業の一環として、世界的に有力なオンラインゲーミングプラットフォームである「ROBLOX」内での広告配信ソリューションを運営するSuper League Gaming社とパートナーシップ契約を締結し、同プラットフォームにおけるゲーム内アドネットワーク「SUPER LEAGUE NETWORK」の国内販売を開始することになったとのことだ。

■SUPER LEAGUE NETWORKについて

「ROBLOX」のゲーム空間内に、バーチャルサイネージ広告(看板広告)と3Dキャラクター(3Dインタラクティブ広告)の配信面を保有するアドネットワーク。配信面はゲーム内のランドマークに自然な形で挿入されるため、プレイ中に差し込まれる従来の強制視聴型ゲーム広告に比べ、ユーザープレイ体験を阻害せず、忌避感を生まない広告プロダクトだ。現在は静止画・動画GIF・3Dインタラクティブキャラクターに対応している。また、広告配信時におけるターゲティングやメジャメント等の機能があり、プレイヤーの属性に合わせた配信制御や、広告が画面内に表示されて10秒で視聴換算するビューアビリティ計測など、従来のデジタル広告と同様のパフォーマンス管理を屋外広告の形式で実現できるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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