メタバースに関する国際的なルールを検討する「国際メタバース協議会」が設立

NPO法人バーチャルライツは2022年6月1日、国際メタバース協議会を設立したと発表した。

韓国においてメタバース文化を牽引するクリエイター等が設立したVR文化権益委員会も参画し、国際協議の第一歩としてアジアの文化先進国2国からスタートする。

■設立の背景・目的

メタバースが国際的に拡大していく中で、各国のアドボカシー団体の政策提言や事業推進等に国際的な視点を取り入れる必要性などから設立を決定したとのことだ。協議会の主たる目的は以下の通り。
・各国の規制動向の共有
・UGC等の商取引事例の共有
・表現の自由を擁護するための情報共有
・各国の研究開発動向の共有
・国際的なメタバース動向に係る報告書の作成
・メタバース文化の擁護に係るアライアンス構築

協議内容から作成された報告書は原則として公表し、政策提言等に取り入れる。
出典元:プレスリリース

■協議会での議論内容

第1回:各国の課題について情報共有
第2回:表現規制の動向について共有し、報告書を作成
第3回:クリエイターに対する権利侵害について共有し、報告書を作成
第4回以降は情勢に応じてテーマ及び出席者を決定する。

■協議会の構成(設立時点)

座長:NPO法人バーチャルライツ(日本)
委員:VR文化権益委員会(韓国)

Article Tags

Special Features

連載特集
See More