「デジタル人材採用に関わるシステム・ツールカオスマップ」が公開
2022/6/15
株式会社overflowが運営する「Offersデジタル人材総研」は、デジタル人材採用に関わるシステム・ツールカオスマップを公開したと発表した。
■デジタル人材の需要の高まり
■デジタル人材採用に関わるシステム・ツールのカオススマップサマリ
従来の人材紹介であればエージェントが企業の代わりに企業・事業紹介をすることが一般的だ。しかし、企業が候補者に直接声をかけるスカウトサービスの拡大により、スカウトの開封率や返信率を上げるための工夫が求められている。さらに、認知・興味を拡大するためにテックブログや勉強会、セミナーといったエンジニアイベントも活発に行われており、それらに特化したサービスが増加している。
2. 応募
数多くのスカウト媒体が登場している。スカウト媒体の中でも、特色が分かれており、媒体ごとに登録者の傾向や数、返信率なども異なる。自社の求める人物像やスキルセットなどを踏まえたサービス選択が必要だ。
3. 選考
オンライン採用向け、動画面接サービスが拡がりをみせている。振り返りができるように録画ができるものや、候補者が面接動画を登録し企業が閲覧するタイプのものもある。また、採用コスト・提示年収の増加に伴い、候補者により確からしさを求める傾向が強くなっており、リファレンスチェック・適性検査のサービスもある。
4. 採用管理
選考フローの複雑化により、候補者を統合管理するソリューションであるATS(Applicant Tracking System)が拡大している。これにより、選考フローを候補者別に管理するだけでなく、契約している人材紹介会社にATSアカウントを発行し、システム経由で推薦を受けるというフローが一般的になっている。