まとめる・書く・読む・話すAIシリーズ「大規模言語AI イライザ」が発表
2022/6/22
株式会社ELYZAは、「まとめる、書く、読む、話す」を人間並に実現する日本語AIサービス「大規模言語AI イライザ」を発表した。
■まとめる、書く、読む、話すを人間並に実現する「大規模言語AI イライザ」
しかし、他のAI技術と同様に、海外と比較して日本では大規模言語AIの理解が遅れており、結果として実用化も遅れているという。ELYZAは、日本における大規模言語AIの活用を海外に劣らぬよう少しでも前に進めることができればという想いで、日本語における大規模言語AIを独自開発し、主に大企業との社会実装もいち早く行ってきたとのことだ。
そして今回、大規模言語AIの商用利用の相談が250件以上あることを受け、企業向けサービスとして「まとめる、書く、読む、話す」を実現する日本語AIサービス「大規模言語AI イライザ」を発表。従来の一社一社の個別開発ではなく、クラウドサービスとしての提供も通して、より多くの企業と大規模言語AIの社会実装を進めたいとのことだ。
・書く ・・・文章を書く、対話文を清書する
・読む ・・・文章/対話から抽出する、文章/対話を分類する
・話す ・・・来年発表予定
■クラウドサービス第一弾「ELYZA DocDIGEST」
・過剰な繰り返し表現を減らす処理などの改善
・要約の対象とする最大入力文字数が4.8倍(2,500文字から12,000文字)に増加
・要約を行う所要時間が8.3倍(9.81秒→1.18秒 ※)に高速化
※入力文字数は約900字
一般公開用デモサービスとして、要約AI「ELYZA DIGEST」をリリースしてから、一般ユーザーは公開5日で13万人が利用し、その反響も受けて、商用利用の相談も既に100社以上の企業からあるという。
なお、同サービスは、主に以下のような用途で利用されているとのことだ。
・ニュース記事の要約
・メディア情報の要約
・メールの要約
・各種ドキュメントの要約
など