医師が自由に患者症例を作成できる救命救急VRシミュレーター「EVR」が大学・病院に販売へ

株式会社ビーライズは、救急医療のVRシミュレーター「EVR」を開発し、2022年8月1日より大学および病院への販売を開始すると発表した。

■EVRの概要

出典元:プレスリリース
昨年の8月、ビーライズは救命救急VRシミュレーター「EVR」をリリースした。EVRは、VRを用いた実践的な診察・検査がシミュレートできる研修コンテンツだ。今回、大幅なアップデートを行い、2022年8月1日よりパッケージ販売を開始するとのことだ。

症例入れ替え機能や診察ログ機能など、VRならではの学習システムを組み込むことで、本番に近い環境で実践経験を積むことができるようになった。

■システムの特徴

・救命救急に必要な診察・検査を再現
出典元:プレスリリース
触診、視診、打診などの身体所見の確認や、聴診器やエコーなどの器具使用、心電図や画像検査、検体検査まで幅広い診察・検査内容をシミュレート可能にしている。

・症例入れ替え機能
出典元:プレスリリース
シミュレート中に表示されるテキスト・画像・動画・音声データは入れ替え可能であり、研修したい内容に合わせて症例を自由に変えられる。

・診察ログ機能
出典元:プレスリリース
体験者の診察・検査手順はテキストログおよび動画データとして保存可能で、プレイ後にログデータとして確認することが可能だ。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More