JCS、ローコードツール「kintone」の開発チームレンタルサービス「キントレ」を開始

株式会社ジャパンコンピューターサービス(以下、JCS)は、2022年8月1日よりkintoneを使ったDX推進サービス、キントレを開始すると発表した。

キントレは、サイボウズ株式会社の提供するローコードツール「kintone」を用いて様々な悩みを解決する、開発チームレンタルサービスだ。
出典元:プレスリリース

■キントレとは

JCSのkintone開発チームを一定期間レンタルし、顧客も含めた開発チームを立ち上げる。顧客の業務に合ったkintoneアプリを開発するだけでなく、制作・運用上のアドバイスを行い、内製力を高める。また、開発の流れの中で検討・改善ミーティングや操作レクチャーを行い、同社のノウハウを共有する。費用とレンタル時間が異なる3つの固定金額プランが用意されており、顧客の課題や要望、予算感やスピード感に応じた選択が可能なサービスとなっている。

■キントレが必要となる背景

現在、ビジネス環境の変化に伴い、IT技術を活用して新たなビジネスモデルを創出するDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まり続けている。このような状況に迅速に対応するためには、企業それぞれがIT知識を持った人材や組織を整え、システムを内製化できる組織を作っていくことが求められる。一方で、IT人材の不足は続いており、組織開発における現実と理想の乖離が企業を悩ませる大きな課題となっている。

IT企業は、そういった顧客の理想と課題を理解する必要があるという。その上で、事業だけでなく組織の課題までをサポートし、一体的にDXを推進する共創的パートナーとなっていくことが求められる。JCSはそのための一つの回答として、kintone内製チームレンタルサービス、通称キントレを開始するとのことだ。JCSのkintone開発チームと顧客の担当者がチームを組むことで、ビジネス知識とIT知識を併せ持った内製チームがスタートできる。システムの内製開発を進める中で、顧客は組織とIT知識を強化していくことができる。最終的な理想は、顧客だけで内製チームが独り立ちし、IT技術を活用したビジネス推進ができる組織を作り上げることとのことだ。
出典元:プレスリリース

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