AI採用アプリのNGA、本田圭佑氏の個人ファンド等から資金調達を実施しβ版をリリース

株式会社NGAは、サッカー元日本代表の本田圭佑氏の個人ファンド「KSK Angel Fund LLC(以下、KSK)」より資金調達を実施することに伴い、独自のAIアルゴリズムとビジネスモデルが実装された次世代採用アプリ「HelloBoss」のβ版をリリースすると発表した。シードラウンドでは、KSKのほか、複数の既存投資家も追加出資し、累計8800万円の資金調達を完了した。

■「HelloBoss」について

「HelloBoss」は、企業と求職者を直接つなぐ、独自のAIアルゴリズムとビジネスモデルが実装された次世代採用アプリ。β版では、以下のように複数のフェーズに分けて機能をリリースする予定だという。

フェーズ1:初期機能である①ユーザー(経営者、採用担当、求職者等)の登録②独自の企業データベースの公開③個人による企業の口コミ登録と掲示板の投稿を開始する。目玉機能になるのが②独自の企業データベースであり、国内企業最大518万社の、AI推定による正社員数を含めた基本情報があらかじめ掲載されているという。これは、AI技術の研究開発を行うAiBank.jpが1年以上かけて開発した独自のアルゴリズムによるもので、オープンデータを利用し、99%以上の精度を実現しているとのことだ。AI推定の正社員数や口コミ・掲示板を含めた企業情報の掲載は、求職者の就職先選びにあたっての判断材料を充実させ、求人側と求職側の情報格差を減らすために設けている。よりオープンで平等な情報交換の環境を作ることで、労使双方のミスマッチをなくす狙いだという。さらに、SaaSをはじめとする、法人の正社員数が重要データとなるサービスを展開する企業や業界などにおいても、取引の透明性や公平性の促進などに有意義な影響を与えられると考えるとのことだ。企業データベースの利用に関して、初月は無料であり、2ヵ月目からは、一人のユーザー招待につき、30日間の無料利用期間を獲得できる。
出典元:プレスリリース
フェーズ2:企業による採用募集と求職者の応募機能を公開する。求職者と企業の採用担当との間に、両者が直接、そして気軽に「Hello」から会話と応募が始められるチャット機能が設けられる。また要望や条件に対して、独自のAIアルゴリズムによって企業募集情報または求職者の推薦提案を受けることができる。ビジネスモデルとして、企業側に関しては、人気職種以外の求人掲載料とアプリ月間利用料、さらに採用が決定した際の成功報酬料を一切無料とし、人気職種の求人掲載料(金額はAIが判定)とアプローチしたい対象求職者と会話するための利用料のみを設定する予定だという。格安の料金プランで企業と求職者を直接つなぎ、さらにAIを通してマッチングを加速させ、そしてマッチングの精度を高めることで、従来の費用の高さで求人サイトや人材紹介の利用を諦めていた多くの中小企業を含めた、全ての企業に新たな採用ソリューションを提供する。「HelloBoss」は、企業側の一人あたりの平均採用コストを従来の数十万円(新卒採用93.6万円、中途採用103.3万円)から1万円以下(「HelloBoss」の利用料のみで考える場合)、応募から内定までの採用期間を従来の数ヶ月から最短1〜2週間以内に抑えることの実現を目指すとのことだ。

フェーズ3:個人ユーザー同士によるコミュニティ機能を公開する。個人ユーザーは求職用とは別のソーシャル用IDを作成でき、職場やキャリアに関するQ&A、副業関連のノウハウや感想のシェア、さらに企業担当とのカジュアルな会話など、グループやトピックスを分けたビジネス交流や情報・意見交換が可能となり、採用を超えた広い意味での人材流動を促進する。

日本の時間当たり労働生産性は、2020年ではOECD加盟38カ国中23位と、G7中最下位となり、1970年以降最も低い順位になっており、日本企業の生産性の低さの原因は、人材流動性の乏しさにあると指摘されているという。「HelloBoss」は、「時間・カネ・情報」の3つの切口から、現在の中途をはじめとした採用市場の、労使両方にとってベストマッチを実現しやすい仕組みに至っていない部分の課題を解決するために開発されたとのことだ。

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