パーソルプロセス&テクノロジー、チームの生産性向上に関する経験とノウハウを集約したチーム強化メソッド「COROPS」を発表

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)は、チームの生産性向上に関する経験とノウハウを集約した独自のチーム強化メソッド「COROPS(コロプス)」を発表した。

■背景

多くの企業では営業や人事、経理、総務など機能別の組織が細かく分かれ、それぞれの組織が企業の大きな目標に対して活動している体制が見られる。このような体制は、専門性や効率を高めやすい反面、 縦割り組織・組織の壁といった組織間の連携が課題になる。また、複数の組織をまたいで業務を行うことの多い間接部門・管理部門では、利害関係者との調整や業務の受け渡しが多く発生する。それらにかかる時間は膨大となるものの、目に見える成果に繋がりづらく、生産性を高めることが難しいという。さらに、外部環境において、テクノロジーの進化によるDX(デジタルトランスフォーメーション)やSDGsを背景としたサプライチェーンの見直しなど、社会環境やビジネス環境が多様化する中、その変化のスピードは増している。同時に、リモートワークの定常化やオフィス出社回帰、複業・兼業などによって、働き方や共に働くメンバーの立場、バックグラウンドも複雑化している。これらを背景に、様々な変化に合わせたチーム業務の生産性を向上する事が求められているとのことだ。

■COROPSの概要

パーソルP&Tでは、これまで20年間にわたるアウトソーシング事業で、様々な領域・職種のチーム運営や業務実行を行ってきた。これまで行ってきたチームの仕事の進め方を可視化・研究した成果として生まれたのが、独自のチーム強化メソッド「COROPS」だ。本メソッドをもとに、現場の担当者が、現状の課題を把握し、あるべき姿に向けて実行と改善、振り返りを繰り返すことで、チームの生産性や関係性の向上につなげることができるとのことだ。「COROPS」の発表第一弾として、チームで業務を行う全てのビジネスパーソンに向けて200頁以上のチーム強化メソッドを無償で提供する。

COROPSの活用方法
出典元:プレスリリース

■COROPSの特徴

(1)業務を行う上で必要な要素を「4つの視点」と「3つの局面」で整理し、いつ、何を、どのようにすべきかが把握できる
「COROPS」では、チームで業務を行う上で意識すべき事柄の抜け漏れを防ぐ為に、独自のプロジェクトマネジメント管理メソッドとなる要素を体系的に整理している。
「4つの視点」:使命(Mission)、基準(Measurement)、方法(Method)、仲間(Member)
「3つの局面」:立ち上げ/準備(Setup)、短期間の活動/振り返り(Sprint)、棚卸し(Stock)
これらを枠組みとし、「4つの視点」においては、さらに9つの項目に細分化、合計27エリアを個々に見ることができる。これにより、いつ、何を、どのようにすべきかが明確になり、成果をあげやすい仕事の進め方を可能にする。
出典元:プレスリリース
(2)「チームの生産性を上げる」の著者沢渡あまね氏がアドバイザーを担う
「COROPS」のサービス化にあたり、「チームの生産性を上げる」の著者である沢渡あまね氏がアドバイザーを担った。具体的には、「COROPS」の冊子の公開において、第三者的立場でアドバイスした他、今後は、サポートサービスである「COROPS」研修などにも登壇する予定だという。

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