プロジェクト管理アプリ「KANNA」、改ざん検知機能を備えた電子小黒板をリリース

プロジェクト管理アプリ「KANNA(カンナ)」を提供する株式会社アルダグラムは、改ざん検知機能を備えた電子小黒板をリリースしたと発表した。

■リリースの背景

同社は2020年7月に「KANNA」の提供を開始し、建設業、不動産業、製造業などノンデスクワーク業界の課題を解決し、業界の生産性向上に取り組んできた。電子小黒板は、公共工事を請け負う会社からの要望が多かった機能だという。電子小黒板を活用すると、現場での写真撮影時にスマートフォンで簡単に黒板を作成でき、現場に大量の黒板を持ち運ぶ必要がなくなる。また「KANNA」の報告書作成機能を活用することで、撮影した黒板写真で報告書を簡単に作成することができる。これらによって、業務効率化を図ることができるとのことだ。
出典元:プレスリリース
電子小黒板を安心して利用できるよう、一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が提供する改ざん検知機能を搭載した。公共工事の特記仕様書等では、小黒板情報電子化を利用する場合、電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC暗号リスト)に記載のある技術を利用して、信憑性確認(改ざん検知機能)を有する製品を使用することとしている。J-COMSIAでは、写真撮影アプリケーション、写真管理ソフトウェア等が電子政府における調達のために参照すべき暗号のリストに記載された技術を用いて、正しく信憑性確認(改ざん検知)機能が実装されていることを検定しており、KANNAは本検定を合格したとのことだ。

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