つくば市とAWS、研究開発型スタートアップの成長加速に向け連携

Amazon.com, Inc.の関連会社であるアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWSジャパン)は、つくば市と社会課題の解決や新たなサービスの創出に向けて、研究開発型スタートアップの成長加速に連携して取り組んでいくと発表した。

約150の研究機関と2万人の研究者が集う研究学園都市・つくば市は、ディープテックと言われる市内の研究者コミュニティの研究成果を基礎とした研究開発型のスタートアップの創出に取り組んでいる。つくば市を拠点として活動するスタートアップは本連携により、事業化・収益化までの間が長いと言われる革新的ソリューションの開発に向け、AWSのスタートアップ支援プログラムと世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスを迅速に活用することができるようになる。また、AWSがつくばスタートアップ・エコシステム・コンソーシアム、同市が運営するインキュベーション施設であるつくばスタートアップパークと連携して開催するセミナーやハンズオンプログラムを通じて、Amazonの顧客志向のイノベーションや最新のクラウドテクノロジーを継続的に学ぶことができるようになる。

日本政府はデジタル田園都市国家構想を掲げ、デジタル実装を通じた地方活性化を推進し、新たな変革の波を起こし、地域経済の力強い成長を目指している。また、日本発の企業の成長を促進するために、スタートアップ・エコシステムの大胆な強化に取り組んでいる。

AWSはこのビジョンを踏まえ、つくば市と連携して、ライフサイエンス、ロボティクス、エネルギー、環境、宇宙などの分野でイノベーションに取り組む、すべての事業成長ステージのスタートアップを効果的に支援する。具体的には、つくば市が進める「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」や、内閣府による、スーパーシティにおける「先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」に参画するスタートアップによる実証実験の推進を支援する。対象となるスタートアップは、AWS Startup RampやEdStartをはじめとするAWSのスタートアップ支援プログラムを通じて、技術支援・トレーニング、ビジネスメンターシップ、コミュニティ、Go-To-Market支援、AWS無料利用クレジットなどを提供する。

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