「バーティカルSaaS カオスマップ2022」が公開

日本のSaaS市場は年内に約1.1兆円、2025年には約1.5兆円になると言われており、今後も拡大の余地が見込まれるという。特に昨今は特定業界の課題を解決する「バーティカルSaaS」が存在感を高め、急成長するスタートアップが増加しているとのことだ。

同社は、一昨年より作成している「バーティカルSaaS カオスマップ」について、2022年版を作成し、公開した。

セクター別にプロダクト数を見ると、「Medical／Nursing」が最も多く、前年比50％増の33サービスとなった（2022年よりMedicalとNursingを統合）。少子高齢化が進む日本では、医療・福祉領域で活躍するスタートアップが増えていることがわかる。

前年からの増加率で見ると、「Hotel」が71％増と最も多くなっている。未だコロナ禍の影響から抜け出せていない宿泊・旅行業界だが、需要の回復を見越して新たに参入しているスタートアップも少なくないとのことだ。