損保ジャパン、SkyDriveに出資し空飛ぶクルマの成長に向けた取組みを開始

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、株式会社SkyDriveに出資し、SkyDriveと包括的に業務提携したと発表した。

■背景

「空飛ぶクルマの事業化」は、政府の成長戦略のひとつにも位置付けられており、2018年から政府主導で「空の移動革命に向けた官民協議会」も設立され、官民連携のもと世界に先駆けた空飛ぶクルマの社会実装を目指している。「100年に一度のMobility革命」とも言われるこの空飛ぶクルマの事業化は、広大な「空」を活用することで、地上交通インフラの影響を受けないという特長を活かし、都市部の渋滞による経済的損失回避、過疎化問題を抱える地方における持続可能な交通手段の構築、観光産業などの地域経済の活性化、救命救急・災害救助への活用など、日本の多くの社会課題を解決するポテンシャルを秘めているという。

損保ジャパンは、保険事業とその先にある安心・安全・健康の領域で、顧客にとって価値ある商品・サービスを創造し、社会に貢献していくことをミッションに掲げている。日本における空飛ぶクルマのスタートアップ企業であるSkyDriveとの提携を通じて、社会課題を解決し得る新しいモビリティ社会の発展に貢献することが損保ジャパンのミッション実現につながると判断し、今回の提携に至ったとのことだ。

■具体的な取り組み

損保ジャパンは、これまでも保険事業と親和性の高い防災・減災や、各種モビリティ分野への参入や社会実装に向けた取組みを加速しており、それらの事業領域と、SkyDriveの持つ高い技術力を組み合わせていくことで、空飛ぶクルマおよびそれに関連する高い顧客サービスを実現する。

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