PIXTA、3DCGで制作された「フォトリアル・バーチャルヒューマン」素材の販売を開始
2022/10/7
ピクスタ株式会社は、同社が運営する、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」が、株式会社Capex(キャペックス)と協業し、高品質な3DCGで制作された「フォトリアル・バーチャルヒューマン」素材の販売を開始すると発表した。
Contents
■バーチャルヒューマン素材概要
販売価格は、PIXTAで販売中の画像素材と変わらず、単品購入ならMサイズ1点1980円(税込)〜販売し、定額プランでも購入可能。利用もPIXTAの利用規約に準じて使用することができる。
■実施背景
・クリエイター
撮影した写真を元に、3DCG技術で被写体の顔や髪型、肌色などを自由に加工・変更し、柔軟にイメージ通りかつ多様なクリエイティブを実現できる
・モデル
顔に依存せず、自らの強みを活かしたボディーパーツモデルとして活動、活躍できる機会を提供できる
・購入者
写真の構図や雰囲気は良いが、被写体人物が自社のターゲットとマッチしない場合でも、3DCG技術で被写体の顔や髪型、肌色などを自由に加工・変更できるようになる
これらの課題の解決によって、写真素材はより自由かつ柔軟に表現を拡張していくことができるだけでなく、高品質な3DCG制作スキルをもつクリエイターが、制作物を写真と同様の需要に応える素材として売買することも可能になる。3DCG制作スキルを持つ人々の才能を活かす道として、構想する3DCG素材はもちろん、2D画像としての需要や、加工スキルを活かしたサービス展開も視野に、まずはPIXTAが、実在する人物モデルの顔をバーチャルヒューマンに加工した「バーチャルヒューマン素材」の販売を通じて、市場調査を行うことにしたとのことだ。