J&J事業創造、Web3.0型メタバースプロジェクト「XANA」と提携しデジタル不動産「LAND」を取得

「Web3.0」と呼ばれるブロックチェーン技術を活用した新たなWebの概念が注目される中、通信環境の飛躍的向上、各種デバイスの技術的進化に伴い、2024年には世界的に約90兆円の市場規模が予測されるメタバースやNFT、ブロックチェーン領域は、次世代の成長産業として活発な議論とともに、グローバルでも多くの企業が事業参入、事業展開を検討している。また、コロナ禍により日本の観光産業は大きな打撃を受け、地域経済も疲弊する中で、リアルのみならずメタバース上での新たな人流、交流の創出、商圏の拡大に期待が高まる中での発表となったとのことだ。

J&J事業創造は、XANAのメタバース上の土地「LAND（ランド）」を所有した後、大規模なメタバースイベントの開催が可能なホールや、アートギャラリー、ライブイベントに活用できる多様なスペースを構築し、自治体や観光事業者、企業、教育機関等へのスペースレンタルや、メタバース活用における企画戦略サポートを行うほか、NFTの持つ非代替性、唯一無二性、所有証明などの特徴を生かし、地域貢献をテーマにVR空間の構築のみならず、NFTとの連携による地域課題の解決、新たなソリューション開発を行う。

すでにJ&J事業創造は、日本全国の観光地や観光資源と、日本を代表する人気キャラクター「鉄腕アトム」がコラボレーションしたご当地NFTトレーディングカード「Astroboy × Japan NFT」をNOBORDER.zと共同開発・販売済で、鳥取県とタイアップした第一弾は世界約90ヵ国から購入希望があり、販売分については即日完売となるなど、NFT、およびNFTゲームを活用した新たな観光マーケティング事例を共創し、今後も全国各地でのシリーズを展開予定だという。

NOBORDER.zの持つグローバルなマーケティングネットワークやWeb3.0事業ノウハウ、ブロックチェーン、AI、XRテクノロジーと、J&J事業創造の観光領域での事業開発ノウハウやJTBが持つ⾃治体、企業、スポーツ団体、学校等のネットワークによる事業シナジーで⽇本各地の魅⼒を世界に発信し、地域経済、観光産業への貢献に取り組むとのことだ。