マイナビ、リファレンスチェックサービス「TRUST POCKET」の提供を開始

株式会社マイナビは、求職者の前職での働きぶりや経歴など、書類や面接だけではわからない情報を、第三者(現職・前職の職場の上司や同僚など)から取得し、求職者と企業のマッチング精度を向上させるリファレンスチェックサービス「TRUST POCKET(トラストポケット)」の提供を開始すると発表した。

■リファレンスチェックとは

「リファレンスチェック」とは、書類や面接だけでは分からない採用候補者の情報を、一緒に働いたことのある第三者(現職・前職の職場の上司や同僚など)から取得し、マッチング精度の向上や入社後の育成に活用することだ。海外では多くの企業が実施しており、主に採用候補者から推薦された2~3人の推薦者から働きぶりや・経歴、スキルなどの情報を取得するという。最近では、電話による確認だけではなく、オンラインのみで完結するリファレンスチェックサービスも増加しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■開発背景

マイナビの中途採用状況調査(2021年版)によると、2020年にリファレンスチェックを実施した企業は34.4%、2021年には46.3%が実施を検討・予定していると回答しており、リファレンスチェックを導入・実施する企業は今後も増加していくことが予想されるという。導入する企業が増加している背景として、新型コロナウイルスの影響でオンライン面接が増え、求職者の人柄やスキルなどの見極めが対面面接よりも難しくなっていることも挙げられるとのことだ。
出典元:プレスリリース
このような状況を受け、過去に積み重ねた実績・経験が可視化され、等身大の採用候補者を理解できるリファレンスチェックサービス「TRUST POCKET」をリリースするとのことだ。

■「TRUST POCKET」概要

「TRUST POCKET」は、「前職の引継ぎを当たり前に。」をコンセプトにしたオンラインリファレンスチェックサービスだ。採用企業はオンライン完結で第三者から仕事における強み・弱みなど、確認したい採用候補者の情報を取得することができる。

一方で、リファレンスチェックは、調査のイメージが強く、求職者側はネガティブなイメージを持っている人も多い状況だという。しかし、「TRUST POCKET」は「様々な実績を持った求職者が第三者目線で企業に証明できる」ことを目指して、求職者の目線も取り入れた開発を行っているという。リファレンスチェックをポジティブなサービスにしていくために、採用候補者が安心して利用でき、自身のアピールができるよう設計しているとのことだ。

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