MetaMoJi、歯科医院向けデジタルノート「Dental eNote」と各種院内システムとの連携機能を強化

株式会社MetaMoJiは、歯科医院向けデジタルノート「MetaMoJi Dental eNote」で、レセプトコンピュータ、電子カルテ、予約システムなど各種院内システムとの連携機能を強化すると発表した。

この連携により、予約から計画・治療・メンテナンスまでの一連の診療業務をスムーズに行うことが可能となり、どのような院内システムを導入しても、安心して、診療業務に欠かせない患者情報を管理できる環境を実現する。

先ず歯科予約システム「DentNet」との連携を検討しており、開発・販売元である株式会社ジェニシスと、実装に向けての協議を開始した。機能提供開始は2023年第一四半期を予定している。また、将来的には連携機能の仕様を開示する予定だという。これにより各種院内システムに連携機能の実装ができ、「MetaMoJi Dental eNote」との連携が可能となる。

「MetaMoJi Dental eNote」は、歯科医院における紙のサブカルテをデジタル化し、紙とペンと同じ感覚で自由に手書きできるデジタルノートアプリだ。治療室、カウンセリングルーム、バックヤード、受付など院内のあらゆる場所で同時に書き込みができるため、各部屋を行き来する必要がなく、記入内容をリアルタイムに共有できる。

歯科医院では、レセプト(診療報酬明細書)を作成するためのレセプトコンピュータ、電子カルテ、予約システムなど、様々な院内システムを利用して診療業務を行っているが、各システムは個別に存在するため、情報へのアクセスに手間と時間がかかっているという。手元で即座に必要な患者情報を検索・表示することで、診療業務におけるさらなる利便性向上と効率化が期待される中、顧客である歯科医院からの強い要望や各ベンダーからの問い合わせを受け、「MetaMoJi Dental eNote」と各種システムとの連携機能の実装に着手することとなったとのことだ。

<連携イメージ>
院内システム(レセプトコンピュータ、電子カルテ、予約システムなど)の画面上に、患者番号や氏名を設定しているボタンを配置し、そのボタンを押す。院内システムから渡された患者番号や氏名を元に、「MetaMoJi Dental eNote」で検索を行い、該当ノートを表示する。

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