デジタルアダプションの社会的理解や価値向上を目指す「日本デジタルアダプション協会」が設立

一般社団法人日本デジタルアダプション協会は、2022年10月26日に同協会が設立されたと発表した。

■設立趣旨

同協会は「デジタルアダプション市場の発展」と「グローバルなデジタルアダプション市場における日本のプレゼンス確立・向上」を目的に設立された。アメリカやヨーロッパでは日本よりデジタルアダプションという単語が浸透しているが、日本ではそれほど浸透していないという。また日本では捉え方はそれぞれで、UI/UXの問題やチャットツールなどの操作支援ツール、オンボーディング支援分野など多岐にわたる。そのためデジタルアダプション単独での深掘りがなされず、カオスマップや調査レポートにおいても単体でピックアップされることがなかったとのことだ。

日本企業におけるDX化の重要性が叫ばれている中で、本協会を軸に、デジタル庁が提唱する「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を」に賛同し、デジタルアダプション(デジタルの利活用・定着)の社会的な理解や価値の向上を目指した関連企業・団体エコシステム創成およびデジタル化関連事業及び雇用拡大への支援を行う。

■活動内容

・デジタルアダプションに関する情報収集・調査研究および情報発信
・デジタルアダプションに関する標準化の試み
・デジタルアダプションに関する人材育成・雇用拡大
・デジタルアダプション関連省庁や関連団体との連携および意見交換
・先進的な海外デジタルアダプション関連団体との交流及び視察

■組織体制

代表理事:高山清光(Pendo.io Japan株式会社 カントリーマネージャー)
理事:亀山満(元三菱マテリアル株式会社 最高デジタル責任者)
理事:松本恭攝(ラクスル株式会社 代表取締役社長CEO)
監事:田中康晃(弁護士)

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