デジタルアートとセンサーを活用するリハビリツール「デジリハ」が国内のリハビリ専門病院に初めて正式導入

株式会社デジリハは、同社が開発・普及を行うデジタルアートとセンサーを活用するリハビリツール「デジリハ」が、医療法人社団 総生会 麻生リハビリ総合病院へ導入されたと発表した。

国内において、脳血管障害や整形外科疾患等の急性期後に集中的なリハビリテーション(リハビリ)を提供する目的で、回復期リハビリテーションは2000年に制度化された。以降、病床数は増加を続け、過去10年間でみても1.4倍となっており、ニーズは依然として高いという。一方で、厚生労働省は平成28年度の診療報酬改訂より、アウトカム改善度といった質を重視した報酬制度を取り入れるなど、徐々にサービスの量から質へその重要度は移行している。
出典元:プレスリリース
さらに、「自費リハビリ」といった形で診療報酬外でのリハビリサービスが拡がるなど、患者側がより主体的に、「どこで・どのようなリハビリを受けるか」を選択する文化が強まっているとのことだ。
出典元:プレスリリース
「デジリハ」は、デジタルアートとセンサーを活用したアプリケーションを通じて、リハビリをより楽しく、より効果的にする支援ツールだ。2021年よりサービス提供を開始し、2022年10月時点で総合病院、リハビリ病院、放課後等デイサービス等の児童福祉施設の全国19ヵ所で導入されている。

障害児や難病児のために開発・普及を行ってきたデジリハだが、高齢者及び障害者支援の領域においても関心を寄せられているという。今回、医療法人社団 総生会 麻生リハビリ総合病院で、国内のリハビリ専門病院として初の正式導入が決定。リハビリ専門職によって提供されるサービスのツールの1つとして、主に脳血管障害後のリハビリにおいて活用されているとのことだ。

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