ブイキューブ、EV充電分野のインフラ・ソリューションを提供する子会社を設立しモビリティDX事業を開始

株式会社ブイキューブは、国内でのEV充電分野のソリューション事業を提供するCHARGE+ Japan株式会社を設立すると発表した。

■子会社設立の背景

ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいる。従前よりエンタープライズDX、イベントDX、サードプレイスDXの3事業を展開し、強固な基盤の構築を進めているが、新型コロナウイルスによって会議や商談、イベント参加などのビジネス活用だけでなく、教育や医療など様々なサービスがオンラインで受けられるテレワークが急速に進み、社会実装が進んでいると考えているという。

その中で、更に「いつでも」「どこでも」を拡大していくためには移動手段(モビリティ)についての進化も大切なことが浮き彫りになってきたという。人々が自由に移動し、選べる働き方、選べる暮らし方をサステナブルな形で実現する為にはEVの普及が不可欠であり、EVの普及の一つの大きなボトルネックとして充電ステーションが不足していることが日本の大きな課題でもある。EV充電分野のインフラ・ソリューション提供という、サステナブルな社会の実現へ貢献する新事業領域への挑戦がモビリティDX事業の立ち上げ、グループの更なる規模の拡大・発展、ひいてはEvenな社会の実現に寄与していくものと考えているとのことだ。

モビリティDX事業に向けた取り組みを検討する中で、2022年7月6日に同事業を展開するシンガポールのCHARGE+へ出資、日本国内での事業展開を検討開始することを発表。また、CHARGE+が得意とするマンションや住宅、企業などEV充電器の設置ニーズだけでなく、ゴルフ場やホテル、ショッピングセンターや商業施設といった場所へのソリューション展開を行う株式会社プラゴとの資本業務提携を2022年9月13日に行い、EV充電にまつわる一気通貫したソリューション提供の可能性を模索してきた。

充電インフラ設置はもちろん、EVユーザーのライフスタイルやニーズに沿った未来の行動様式にあったサービスや街づくりにおいて、ブイキューブが持つ顧客基盤とCHARGE+、プラゴの技術力との連携を加速させ、SDGsに基づいたニューノーマルな自動車社会のために取り組むCHARGE+ JapanをモビリティDX事業の中核企業として設立することとなったとのことだ。

■新会社概要

会社名:Charge+ Japan(チャージプラスジャパン)株式会社
代表者:代表取締役 間下 直晃
設立年月:2022年11月(予定)
所在地:東京都港区白金一丁目17番3号
事業内容:EV充電器及びIoTサービスの企画・開発・販売、販売製品の保守・メンテナンス等
資本金 :1,000万円
株主構成:株式会社ブイキューブ100%出資子会社

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