ゲーミフィケーションの活用で社会インフラ保全を目指す実証試験として市民参加型イベント「電柱聖戦 in 北陸3都市」が開催へ
2022/11/18
NPO団体Whole Earth Foundation(以下、WEF)は、北陸電力送配電株式会社と共同で、ゲーミフィケーションの活用により市民の力で電柱写真の収集を図り、配電設備の維持管理効率化を図る実証試験として、市民参加型イベント「電柱聖戦 in 北陸3都市」を各県の県庁所在地である3都市(福井県福井市、富山県富山市、石川県金沢市)を対象に実施すると発表した。
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WEFではこれまで、「マンホール聖戦」と題し、自治体との共催(石川県加賀市、静岡県三島市)で、マンホールを対象とした市民参加型イベントを開催してきた。投稿されたマンホール情報は、自治体や水道事業者へと還元され、傷んだ蓋の交換につなげるなど、老朽化が問題となっているマンホール蓋の維持管理の効率化へと繋げる狙いがある。シビック(市民)とテック(テクノロジー)を組み合わせ「シビックテック」と呼ばれるこうした取り組みは、市民がITなどのテクノロジーを活用して社会課題の解決を目指す先進事例として注目を集めている。今回開催される「電柱聖戦」は、これらに続く取り組みとして、対象インフラに「電柱」を指定した初の試みだという。電柱写真の撮影・投稿数に応じて獲得できるポイントを競い、上位入賞者にはAmazonギフトカードが賞品として贈られるとのことだ。
■「電柱聖戦 in 北陸3都市」イベント内容
■「電柱聖戦 in 北陸3都市」概要
参加費:無料
開催体制:主催:北陸電力送配電株式会社、Whole Earth Foundation
イベント対象エリア:今回撮影の対象となるのは、各市内の一部地域