人流データの利活用の拡大を目的にクラウドサービス「人流アナリティクス」がリニューアル

クロスロケーションズ株式会社は、より多くのユーザーが人流データの利活用により、ビジネス課題や社会課題などの解決ができるよう「人流アナリティクス(以下、JA)」をリニューアルしたと発表した。

■人流アナリティクスとは

人流アナリティクス(JA)は3,000億レコード以上の位置情報データを統計処理して算出された人流データを「見える化」して、誰でも分析・活用が可能になるクラウドサービスだ。
出典元:プレスリリース

■人流アナリティクスの新機能

・ウィジェット(分析メニュー)に「来訪者出発圏比率」を追加。分析地点(POI)と期間などの条件を設定することで、分析地点への来訪者が「徒歩圏」、「自転車圏」など、どの範囲から来ているかを比較分析できる。この追加によってウィジェットが5つになり、「人流データ」を更に多角的に視覚化することが可能になる。

・来訪数ランキングでは、年収や世帯数のデータも把握できるようになる。

・任意の分析地点の設定が可能。月額1万円(税別)で従来は5POIまで登録可能だったが10POIに拡大。追加POIもデータストアで購入可能。

・各ウィジェットで「見える化」された人流データがダウンロード可能。データを他のシステムや視覚化・BIツールでも活用できる。

■人流アナリティクス/Free版を完全リニューアル

・Free版が完全リニューアル。有料版と同等の機能となる。共通設定パネルと5つのウィジェット、「人流速報」デイリー来訪、「人流速報」アワリー来訪、「人流速報」デモグラ比率、「人流速報」来訪者出発圏比率と来訪数ランキングが利用できるようになる。「来訪数ランキング」では、年収データも表示されるようになる。

・サンプルの分析地点が大幅に追加。今までのFree版で利用可能であった12都市に48都市を追加し、計60都市の人流データが見られるようになる。人気観光スポット12地点を追加。「全国旅行支援」による観光地の人流回復の状況が無料で把握できるようになる。商圏分析などに使える「来訪数ランキング」用分析地点として、恵比寿ガーデンプレイス、大阪あべのハルカスが追加になり、これらの商業施設への来訪者の推定居住地(丁目別)の人口構成や年収区分も把握できるようになる。

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