AI insideとウェルネス・コミュニケーションズ、スマートヘルスケアの推進を目指し協業
2022/12/8
AI inside株式会社は、健康診断における法人向けソリューション事業や健康管理クラウド(SaaS)事業を展開するウェルネス・コミュニケーションズ株式会社(以下、WCC)とスマートヘルスケアの推進を目指して協業すると発表した。
■背景
このような社会動向から、従業員の健康管理を経営課題として捉え戦略的に健康増進に取り組む「健康経営」や人材の価値を最大限に引き出し中長期的な企業価値向上に繋げる「人的資本経営」に注力する企業が増加している。こうした背景のもと、健康診断結果報告書などの従業員のヘルスデータのデジタルデータ化とその活用のニーズが高まっているとのことだ。
■取り組み内容
今回の協業によりAI insideは、紙帳票に記載された文字や数字といったアナログデータのデジタルデータ化とそのデジタルデータの活用を実現するサービス群を、DX実現に寄与する一気通貫のAIインフラとして提供することで、WCCによる新規事業創出を支援する。具体的には、AI inside独自の高精度な文字認識AIのテクノロジーやサービスを提供することで、WCCが検討を進めている健康診断結果報告書デジタルデータ化受託サービスの高効率化・運用コスト低減に貢献する。
また、WCCが健康管理クラウド上に蓄積している健康診断結果等のデジタルデータとAI insideが提供するノーコードAI開発・運用ツール「Learning Center」を活用して、健康経営度評価や業種別比較などの新サービス開発も支援する。新規事業創出にあたっては、AIが発揮する価値とビジネスの本質的課題を繋いでその解決をリードできる人材へと既存社員をリスキリングする、実践型DX人材輩出プログラム「AI Growth Program」の提供も検討する。