ジェネシア・ベンチャーズ、採用候補者の仕事のスキルを可視化するMierbaのシードラウンドでリード出資

株式会社ジェネシア・ベンチャーズは、同社が運用するGenesia Venture Fund 3号(以下、GV-3)より、採用候補者の仕事のスキルを可視化できる「職種別スキルチェックテスト」を開発する株式会社Mierbaのシードラウンドにおいてリード出資したと発表した。

■Mierbaについて

Mierbaは、「フィットしていない候補者の採用をなくし、フィットしている候補者の不採用をなくす」をビジョンに掲げ、個人の能力が最大限発揮できる社会の実現を目指すスタートアップ。企業と採用候補者の入社後のミスマッチをなくすために、職種別スキルチェックテストの開発を進めてきた。今回、2023年2月にリリース予定のβ版の事前登録ユーザーの募集を開始する。Mierbaは「書類選考や面接だけでは候補者のことが分からない」「入社後に期待とのギャップがあった」といった課題を職種別のスキル(状況判断)テストで可視化し、中途採用において最適な人材・企業とのスピーディーなマッチングを可能にする。企業は自社の職種特性に合わせたスキルチェックテストの作成による選考基準の定量化が可能になるため、データドリブンな採用が実現できるとのことだ。

企業の人事採用担当者は、「自社に最適な人材を採用したいのに、書類選考や面接などの選考フローだけでは候補者のことが分からない」「十分に見極めを行ったはずなのに、入社後にカルチャーやスキルのミスマッチが起きている」といった課題がある。既に様々な適性検査のモデルが確立されているものの、実際に自社において/自社の仕事において活躍できる候補者かどうかは、定性的な評価軸だけでは判断できない点が多いのが実情だという。Mierbaでは、こうした課題を解決するため、グローバルにおける最先端のアセスメント手法をベースに、「個人と企業」「個人と仕事・業務」の相性を定量的に可視化・測定することを可能にするとのことだ。
出典元:プレスリリース

■調達した資金の用途

Mierbaは、企業と候補者が採用活動において「書類選考や面接だけでは互いを適切に評価できず双方に大きな損失を生んでいること」への問題意識から生まれたため、これまでの採用のあり方を再定義し、最適な人が最適な仕事に就けることを目指して、今回調達した資金でサービスを進化させるとのことだ。

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