新潟市の食・農の魅力を全国へ発信する「バーチャル産直市場」がオープンへ

株式会社メビウスは、所属する共同企業体「フードサプライチェーンDXチーム」が、新潟市「にいがた2km×8区連携」ビジネスモデル創出事業の一環として「バーチャル産直市場」の企画・開発を行い、予定していた技術検証を完了し、2022年12月19日にグランドオープンし、運用実証のフェーズに移ると発表した。

■背景

「フードサプライチェーンDXチーム」は新潟市のにいがた2キロビジネスモデル創出事業を実施するにあたって組成した市内複数企業からなる共同企業体だ。同事業内において、新潟市が強みとする食・農業・水産の付加価値向上に向け、食のサプライチェーンに関するプロジェクトを複数実施しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■バーチャル産直市場とは

産直市場のリアル店舗をもとに構築したバーチャル空間だ。主に以下の4つの仕組みによって、バーチャルならではの新しい購買体験を提供することを目的としている。

①3DVR化&EC連携
新潟市ピアBandaiに立地する店舗を3DVR化、既存のECシステムと連携させることにより現地へ足を運ばなくともウィンドウショッピングが可能だ。
出典元:プレスリリース
②バーチャルコンテンツ
通常であれば画面等の設置が難しい場所への映像やポップの投影、キャラクターによる商品紹介など、バーチャルならではのコンテンツを配置する。コンテンツでは生産者の思いやこだわりなど生産品のストーリーを発信することで、商品に対するロイヤリティの向上を促す。
出典元:プレスリリース
③バーチャル商品展示
売り場には、贈答品などの商品を中心に実物を元に生成した3Dモデルを設置する。3DモデルはARモードに切り替えて見ることができ、手元で実物のサイズや質感などを確かめた上で購入することが可能だ。
出典元:プレスリリース
④リアルタイム連動棚
実店舗で取得した商品画像がバーチャル産直市場に反映される「リアルタイム連動棚」を設置する。リアルタイム連動棚の商品は注文を可能とし、小ロットであったり収量が不安定なことを理由にECサイトに並ばない地場産品など、実店舗に足を運ばなければ買うことができない商品も「見て購入する」を実現することで全国へと届ける。
出典元:プレスリリース

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