Schoo、「リスキリングの傾向まとめ〜2022年の社会人学習の変化〜」を発表

株式会社Schoo(以下、スクー)は、社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」の受講データの調査分析結果をもとに「リスキリングの傾向まとめ〜2022年の社会人学習の変化〜」を発表した。

2019年から2022年までの各年の人気授業TOP10を授業カテゴリで比較すると、昨年に引き続きコロナ禍では「コミュニケーション術」をテーマにした「ビジネススキル」の授業が上位の多くを占めている。コロナ禍でオンライン化が進み、従来のコミュニケーションのスタイルからの変化が必要になったほか、この10年ほどで異業種転職が増えるなど、働き方や雇用が多様化したことも要因の一つだと考えられるという。また、「Webデザイン」をはじめ、「Google Analytics」や「Python」など、特化した学びも増加し、企業の副業解禁の流れが加速する中で、新たなスキルを身につけようと学び始める人が増えている特徴も読み取れるとのことだ。
出典元:プレスリリース
個人ユーザーにサイト内で検索されたキーワードの上位を見ると、人気授業ランキングの傾向と同様にデザイン領域の学習ニーズが高いほか、2022年の特徴としては「スタートアップ」が4位と上位に、「キャリア」が8位に新たにランクインした点が挙げられるという。政府によるスタートアップ支援強化の打ち出しによって、個人のキャリアプランにおいてスタートアップへの関心が高まっているほか、不確実性の時代の中でキャリア自律が求められ、自身のキャリアを考える人が増えたことが捉えられるとのことだ。
出典元:プレスリリース
また、社会的なDXニーズに伴い授業を増やしたことも追い風となり、2022年はDXカテゴリの授業が昨対比1511%と多く観られたほか、Webデザインも121%とデジタルスキルを身に付ける動きが加速していることが受講データから読み取れるとのことだ。
出典元:プレスリリース
「Schoo」一般ユーザー(無料会員、プレミアム会員)と「Schoo for Business」法人ユーザー(指定研修は除く、自発型視聴のみ)の2019年〜2022年の受講状況をもとに調査。
調査対象期間:2019年1月1日〜2022年11月30日
調査対象会員数:2019年約43万人、2020年約55万人、2021年約70万人、2022年は約80万人(2019年、2020年、2021年は12月末、2022年は11月30日時点)

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