賃貸住宅のWEB更新・退去システム「更新退去くん」、入居時の室内チェックをスマホで記録できる「現況確認機能」が利用可能に

イタンジ株式会社は、同社が提供する賃貸住宅のWEB更新・退去システム「更新退去くん」において、賃貸物件の入居者が住み始める前に室内の傷・汚れなどをチェックして記録する「現況確認書」をスマートフォンで簡単に作成し、不動産賃貸管理会社(以下、管理会社)へ共有できる現況確認機能の利用が可能になったと発表した。

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■背景

一般的に入居者は、賃貸物件へ入居する際、室内に傷や汚れがないかをチェックし記録する「現況確認書」を管理会社へ提出する必要がある。提出した現況確認書を用いて、退去時に室内の状況を確認することで、原状回復が必要かどうかを管理会社が判断する。従来の現況確認書は、部屋の間取り図に入居者が手書きで傷や汚れがあった箇所を記載するものが一般的だった。そのため、入居時の状態の証拠が不十分であるなどの理由から、原状回復の請求について入居者と管理会社の間でトラブルになることが賃貸住宅において非常に多いのが現状とのことだ。
出典元:プレスリリース

■概要

2023年1月より、賃貸住宅のWEB更新・退去システム「更新退去くん」において、賃貸物件の入居者が暮らし始める前に室内の傷・汚れなどをチェックして記録する「現況確認書」をスマートフォンで簡単に作成できる現況確認機能の利用が可能になった。

入居者は賃貸物件入居時に、「更新退去くん」の賃貸物件マイページ上の画面に従い、室内の撮影・コメントを記入するだけで、スマートフォン1つで簡単に現況確認書を作成することができ、作成した現況確認書はそのままマイページ上から管理会社へ送信できる。管理会社は送付された現況確認書を管理画面からいつでも確認でき、PDFでの印刷も可能だ。

本機能は、入居者の紙の現況確認書の作成・保管・送付の手間を省き、管理会社もオンライン上で管理できるため、現況確認書の作成漏れや紛失を防止、また、写真により傷・汚れの程度が明確に記録されるため、退去時の原状回復の責任範囲明確化など、退去時に起こりがちなトラブルを防ぐとのことだ。

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