ミトオシ、新事業として「IoTデバイス向けのUIデザイン制作」を開始へ

ICTに関連する製品・サービスのデザイン事業で培ったノウハウと実績をもとに、IoTデバイスに特化したUIデザインを制作する。「最新技術を搭載しているが使いづらい」といったIoTデバイスにありがちな課題解決を目的に、誰もが使いやすく、持続可能な未来を見据えたデザインを提案するとのことだ。

近年、社会全体のDX推進により多くのサービスや製品のデジタル化が進み、それに伴いサービスや製品の競争力を高めるIoT領域でのUIデザインの需要は年々高まっているという。総務省が2021年に公開した「情報通信白書」では、IoTデバイスが急速に普及している現状と未来予測が示されている。家電や自動車、ビル、工場など、世界中のさまざまなものがネットワークにつながるようになり、特に「医療」「コンシューマー」「産業用途」「自動車・宇宙航空」で高成長が見込まれるとのことだ。一方で、IoT領域のUIデザイン専門のデザイナー、及び、それを扱うデザイン会社は未だ少なく、需要の高まりに対応できていない現状だという。そのため、UIが置き去りにされた使いづらいIoTデバイスが生まれやすくなっているという。同社の新事業では「誰もが使いやすい」を目指したUIデザインを提供、本分野のパイオニアを目指すとともに、リソース不足が予測されるIoT成長時代のUIデザイン課題解決に寄与するとのことだ。